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ネッツでプレーする渡邊雄太、8得点3アシストでサマーリーグ最終戦を終える

7/14(土) 7:27配信

バスケットボールキング

ジャンパーやレイアップで得点を挙げ、サマーリーグを終えた渡邊

 7月14日(現地時間13日)、「MGM Resorts NBAサマーリーグ2018」(以降ラスベガス・サマーリーグ)は決勝トーナメント3日目を迎えた。

 渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツは、コックス・パビリオンにてインディアナ・ペイサーズと対戦。両チームにおける今年のサマーリーグ最終戦で、渡邊は2試合連続スターターとして出場することとなった。

 第1クォーターで約9分のプレータイムを得た渡邊は、同クォーター中盤、トップ・オブ・ザ・キー付近からスピンムーブを繰り出し、プルアップジャンパーで初得点するなど、4得点2アシスト1スティールをマーク。1クォーター終了時は2点ビハインドだったものの、第2クォーターに入ってペイサーズの猛攻により、ビハインドが広がってしまう。前半残り3分でコートに戻った渡邊は、一時は20点開く展開の中、主にディフェンス面で奮闘。ネッツはチーム一丸となって前半終盤に追い上げ、41-52の11点ビハインドまで巻き返す。

 第3クォーター。スタートから出場した渡邊は、序盤に3ポインターをミスするも、残り約9分には左サイドからのドライブでレイアップを決めて追加点を奪取。残り8分40秒にはフリースローを獲得し、2本とも決め切った。ペイサーズが3ポイント攻勢でネッツを突き放しにかかる中、残り約3分にリングへ向かって跳び上がった渡邊は、2年目のガード、エドモンド・サムナーの強烈なブロックに遭い、着地時に背中を打ち付けてしまいベンチへ下がった。すると同クォーター終盤、ペイサーズが一気にネッツを突き放し、30点差以上をつける。

 第4クォーターに入ってもペイサーズは3ポイントを高確率で決めるなど点差を広げていく。同クォーターで渡邊はプレーせず、ベンチからチームメートへ声援を送っていた。スコアした時には立ち上がって応援するなど、コートでプレーしていた仲間を鼓舞し、試合終了のブザーを迎えた。
 
 試合はペイサーズが116-79で勝利。ネッツは5戦全敗でサマーリーグを終了。渡邊はこの試合、スターターとして約18分プレーし、8得点3アシスト1スティールを記録した。結果としては大敗となってしまったが、渡邊の出場時における得失点差は-8点。これはネッツで最も良い数字だった。

 今後の渡邊はワークアウトを続けて、9月下旬から始まる各チームのトレーニングキャンプに参加できるかがポイントになるだろう。今回のサマーリーグで見せたディフェンスとアウトサイドシュート、ジャンパーなどオールラウンドなプレーを高評価し、もしかすると2way契約を提示してくるチームもあるかもしれない。

 現時点で、渡邊がNBAチームの開幕ロースターに名を連ねることができるかどうかは分からない。それでも、オフェンス時の球離れが良く、ディフェンスでもしっかりとシュートチェックを実践している点はポジティブに捉えていいはずだ。206センチで4つのポジションをガードできることも、自身の強みとなるに違いない。

 2004-05シーズン、田臥勇太(現栃木ブレックス)がフェニックス・サンズのロースターに入ってから約14年。渡邊が実力で開幕ロースターの座を勝ち取り、田臥に続く快挙を成し遂げる可能性は、十分に残されているのではないだろうか。

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