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優雅に田楽奉納 熊野那智大社で扇祭り

7/14(土) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県那智勝浦町那智山の世界遺産・熊野那智大社で14日、国の重要無形民俗文化財である例大祭「那智の扇祭り」が営まれた。午前中には「那智の田楽」(重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産)などが境内の舞台で奉納され、訪れた多くの参拝者を魅力した。

 熊野那智大社によると、大社で祭っている熊野の神々はもともと現在の那智の滝付近で祭られており、那智の扇祭りは神々が年に1度、滝に里帰りし、神威を新たにするという神事。

 那智の田楽は五穀豊穣(ほうじょう)を願って奉納される神事芸能で、室町時代に京都から田楽法師を招いて習得したものという。

 この日は厳しい暑さの中、華やかな装束を身に着けた那智田楽保存会のメンバーが笛の曲に合わせ、太鼓や編木(ビンザサラ)を鳴らしながら優雅かつリズミカルに舞った。

最終更新:7/14(土) 16:45
紀伊民報