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訪日客に対応、外国語案内を導入 新千歳モーターランド、空港近さも好評

7/14(土) 16:30配信

苫小牧民報

 レンタルカート場の新千歳モーターランド=千歳市美々=が急増するインバウンド(訪日外国人旅行者)対応を強化し、案内言語に初めて英語と中国語の簡体字を導入した。3月に香港テレビ局の取材を受けて以来、カートレースの盛んな台湾も加えて外国人客が20倍以上に急増。空港近傍という利便性の高さと手軽さが喜ばれているという。

 外国語表示を始めたのはパンフレットと乗車前に視聴するDVD。三つ折りA4判のパンフレットは6月から配布している。新千歳空港からのアクセスの良さや年齢、国籍を問わない手ぶらで遊べる長所をアピール。2017年春から導入したDVDは楽しく安全に乗ってもらうため、基本的な操作方法や走行時のルールを5分ほど紹介する内容。英語版と中国語版で分けている。

 訪日客急増の端緒となったのが3月に取材で訪れた香港のインターネット系テレビ局。九谷田聡マネジャーによると、「北海道観光を取り上げる企画だった」という。

 放送後、広大な土地が少ない香港の人々が新千歳を発着点に道内観光をする際に次々と利用。1カ月当たりの訪日客利用者数は、かつての約10人から200~300人に爆発的な伸びを示した。

 団体客と個人客の比率は6対4程度。「旅行会社がパックツアーに組み込むこともある」と語る。最近増加が顕著になった家族連れや小グループなどの個人客向け送迎サービスも好評で状況の変化にも対応してきた。

 同施設は今後、本格的な観光期を迎えて訪日客のニーズ動向などを注視していく。九谷田さんは「海外からの顧客が千歳でより多く滞在して、時間を有効に使ってもらえる一助になれば」と話している。

苫小牧民報

最終更新:7/14(土) 16:30
苫小牧民報