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子どもの学校のために離婚?「孟母」ではないけれど… 戸籍が原因、河北・石家庄

7/14(土) 11:35配信

東方新報

【東方新報】中国・河北省(Hebei)石家庄(Shijiazhuang)で、別々の戸籍を持つ夫婦の子どもが、幼稚園から小学校に進級する際、通学区の戸籍問題のため、夫婦が離婚をしていることが社会の議論を呼んでいる。

 これは、石家庄の教育管轄部門と学校側が、夫婦と子どもの3人全員が通学区の戸籍を持っていない場合、子どもの通学地域を変更する政策が影響している。

 子どもを通学区の学校に入学させるため、同地区の戸籍を持たない配偶者と離婚手続きをして、子どもの入学が決まった時点で、再婚手続きをするそうだ。

 この現象について、石家庄市教育局は、2018年の石家庄市の小学1年生の予想入学人数は去年より1.5万人増え、市街区域の学校不足がさらにひっ迫しているためだとしている。。

 少数の人気校の通学区にいる子どもの数は多いが、定員には限りがある。そのため、夫婦とも通学区の戸籍を持っている学齢期の子どもの入学を優先している。次いで、夫婦のどちらか一方が通学区の戸籍を持っている子どもの入学が認められることが原因だと分析している。

 ■農村戸籍には優遇も

 教育局がさらに分析したところ、夫婦の戸籍が同一地域でない場合の多くは、例えば二人のうち一方が都市戸籍、もう一方が農村戸籍というケースがある。

 特に都市部の中に存在する農村戸籍者が集まって居住する地域では、国の優遇政策と合わせて居住する地域の村の福利を受けられるので、農村戸籍の保護者は、戸籍を農村から都市へ移すのを嫌う。そのため、一部の家庭では「偽装離婚」を利用して、入学ができるように見せかけている。

 石家庄教育局では、一部の保護者が、子どもの通学地域を調節する政策について誤解をしていると考えている。夫婦の戸籍の地域が異なっていても、一方の戸籍が通学区にあれば、付近の小学校へ入学することができ、通学区の異なる遠くの小学校へ通学しなければならないケースは少ないと話している。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:7/18(水) 10:55
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