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大地の芸術祭にレアンドロ・エルリッヒなど335組のアーティストが参加!/新潟

7/14(土) 16:43配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュース

2018年7月29日(日)~9月17日(月)、3年に1度のアートの祭典〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018〉が開催されます。

【写真で見る】大地の芸術祭にレアンドロ・エルリッヒなど335組のアーティストが参加!

大地の芸術祭は2000年に始まり2018年で7回目。新潟県十日町市と津南町にまたがる日本有数の豪雪地、越後妻有を舞台に開催される世界最大級の芸術祭です。

今年もアートディレクターの北川フラムが総合ディレクターを務め、レアンドロ・エルリッヒ、クリスチャン・ボルタンスキー、日比野克彦、目など、44の国と地域から335組のアーティストが参加します。

■〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018〉の見どころ
今年、注目が高まっているのは国際的に活躍するアーティスト、レアンドロ・エルリッヒの新作。

レアンドロ・エルリッヒはアルゼンチン出身のアーティスト。金沢21世紀美術館に恒久展示されている作品『スイミング・プール』や森美術館での個展〈見ることのリアル〉をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

越後妻有では2006年、2012年にレアンドロの作品を発表し、そのひとつは恒久展示作品として設置されています。今回の芸術祭では1作目の作品『Lost Winter』がすでに先行公開されており、これから2作目『Palimpsest:空の池』が発表されます。

『Palimpsest:空の池』の展示場所は越後妻有を巡る旅のゲート、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の中央の池。池の底面に不思議な像が描かれ、レアンドロ特有の視覚トリックを楽しめます。

そして、キナーレの池を取り囲む回廊には、目玉となる企画展『2018年の「方丈記私記」』の作品として、2.7立方メートルの空間が30ほど出現。公募によって選出されたアーティストや建築家たちが四畳半の空間をフルに生かし、展示空間や飲食店、アトリエなどを展開します。

参加団体/アーティストは伊東豊雄建築設計事務所やKIGI、ドットアーキテクツ、岡藤石、ドミニク・ペローなど。これは楽しみですね!

■オフィシャルツアーで越後妻有を巡ろう!
東京23区のおよそ1.2倍、760平方キロメートルにわたるエリアを舞台に開催される大地の芸術祭。越後妻有に暮らす人々が自然のなかで暮らしていくために培ってきた工夫や技術、労苦の結晶である棚田や瀬替え、土木工事こそが人間と自然の関係を表していると考え、その礎のもとにアート作品を展示・展開してきました。

この広大なエリアを巡るなら、オフィシャルツアーに参加するのがおすすめ。今年は信濃川に沿って南北に作品をめぐる〈シャケ川のぼりコース~信濃川・河岸段丘編~〉、土木をテーマにした作品などをめぐる〈カモシカぴょんぴょんコース~里山・土木編~〉の2コースが、51日間毎日運行されます。(ツアーの詳細・予約はこちらから)

〈カモシカぴょんぴょんコース〉は、傾斜地に築き上げられた棚田や、蛇行する河川の流路を変えてつくった瀬替え田を見渡しながら、越後妻有を横断するコース。ランチタイムにはミシュラン星つきレストラン〈ジャン・ジョルジュ東京〉の総料理長、米澤文雄シェフが監修を手がけたスペシャルメニューが楽しめます。

米澤シェフは今回のツアーのために、何度か越後妻有へ足を運び、地元のお母さんたちと交流しながらメニューを考えたのだそう。

じつはコロカル編集部ではひと足早く「妻有ポークとふきのとうのマリネ 味噌バターソース」や棚田米のご飯などをいただいてきました!とてもおいしく、山の香りと越後妻有の素材の豊かさを感じました。

浅草生まれ、浅草育ちの米澤シェフは越後妻有での体験がとても新鮮だったといいます。

「山菜を採りにいったり、お母さんたちから地元の料理のことを教えていただくのはめちゃくちゃ楽しかったです。僕は、もし越後妻有にジャン・ジョルジュ東京みたいなレストランがあってもうれしくないんじゃないかなと思うんです。越後妻有のように人もアートもまちも一体になっている場所では、現地の人とふれ合いながら、地元のものを食べるのがうれしいんですよね」(米澤シェフ)

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