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女子大学生へ“妊活のススメ” 卵子の老化と妊娠適齢期 若いうちからライフプラン

7/16(月) 14:00配信

中京テレビNEWS

 「女性が自分の体のことを知る」。妊活の第一歩ですが、それを女子大学生に勧める取り組みが始まりました。

 愛知県日進市にある愛知学院大学で行われていたのは、女子学生たちの採血検査。でも、健康診断ではありません。

 実はこれ、学生に妊娠・出産について若いうちから考えてもらおうとする授業の一環なんです。採血で調べているのは「卵子の在庫数」。つまり、その学生の残りの卵子の数です。
      
 女性ひとりひとりが持つ卵子の数には限りがあり、年齢を重ねるごとに減っていきます。残りいくつあるのか目安を知ることで、ライフプランを考える参考にしてもらおうというのです。
      
 しかし、彼女たちはまだ大学生。就職活動を間近に控える中、妊娠や出産について考えることはあるのでしょうか。
   
「あんまりない」
「自分にはあまり関係ないかなと」
「仕事に差し支えない程度に、育てたいし産みたいと思っています」(女子大学生)

妊娠・出産の適齢期とは 卵子の老化

 取り組みが始まったのは4年前。学校と協力して授業を担う医師は、この取り組みの必要性を強く感じています。
    
「年齢によって妊娠しにくさが進行するのを知らない患者さんがあまりにも多い。すごく痛感させられたことは(授業を始めた理由として)非常に大きいです」(名古屋大学医学部附属病院 後藤真紀 医師)

 大学と医師が伝えたのは、妊娠・出産には「適齢期がある」ということです。

「基本的には35歳以降は徐々に妊娠率が下がって来ますし、一般的に40歳以降は極端に妊娠しにくくなります」(後藤真紀 医師)
    
 女性の卵子は年齢とともに質と量が低下し、自然に妊娠する力は30歳くらいから下がり始めるといいます。

若いうちからライフプラン

 しかし、街で聞いてみると、若いうちに妊娠・出産に目を向ける機会はなかったという人も。
    
「(20代の頃は)バリバリ仕事をして正社員で働いていたので、結婚とか子どもっていうのは考えていなかったです」(40代 看護師)

「もっと知っていれば計画的に、もうちょっと早く1人目産んで(仕事に)戻ってまた2人目とかあり得た」(40代 1児の母)

 学生の中には、改めて理想の母親像を思い描くようになったという人もいます。

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