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工夫が満載  ホンダ「N-VAN」のこだわりのポイントとは(外装編)

7/17(火) 17:00配信

Autoblog 日本版

19年ぶりのモデルチェンジだからこそ

ホンダ「N-VAN(エヌバン)」は、ホンダの軽バンにおいて、19年ぶりのモデルチェンジなだけに様々な工夫がなされている。そこで、今回は外装のこだわりポイントをご紹介しよう。

2018 Honda N-VAN フォトギャラリー

まず、バンとして重要な積載性だが、N-VANには、段ボールが41個も積載可能だ。これはエンジンレイアウトをFF化することで室内長は短くなったものの、エンジンが荷室の下から無くなったため、低床化することが可能となり、以前よりも荷物を多く、積みやすくすることができるように進化している。

こだわりの新しいバンパーの開発

ところが、積載性を追求していくと、スペアタイヤの置き場に困ったという。

最近の乗用車は、スペアタイヤを装備しないことで、重量を軽くして燃費を改善したり、使われず捨てられる無駄を無くすという目的で、スペアタイヤの装備をパンク修理材に置き換える流れが主流だ。

しかし、N-VANでは、バンという性格から、メンテナンス不足やハードに使われることの多い、工事現場でのパンクなどが想定され、ユーザーからスペアタイヤの装備は強く求められていたとのこと。

スペアタイヤを効率的に装備するためには、設置場所としてバンパーの裏しか確保できない結論となったが、バンパーを外さなければならないという問題に直面。それならば、逆にバンパーを外しやすくしようと工夫され、3分割で真ん中だけ簡単に取り外せる構造に工夫したとのことだ。

このような背景で、積載性を殺さず、スペアタイヤの取り出し性もUPした、こだわりの新しいバンパーが開発されたというわけだ。

パネル全体をフラットに

ボディパネルにもこだわりの工夫がなされている。それは、「N-BOX」には無いボディサイド、リヤゲートの3本ラインのビート(凹凸)だ。

これは、トラックの荷台や、スーツケースなどで凹凸をつけることで強度を高める手法を取り入れたものだ。真横にこのビートを通すことで、パネルを厚くすることなく、強度を持たせることができるとのことだ。

ちなみに、強度を高めるためにはトラックの荷台のように3本ではなく、全体的にビートを配したほうがよかったのではないかと質問したところ、バンとして商店の名前などを入れる際に、フラットな面があったほうが良いという点と、パネルの中央に凹凸がついていることで、万が一狭い路地などで、こすってしまった際に、凸部がこすれることで、商店名などが傷つきにくくなることも配慮しているとのこと。

また、パネル全体をフラットにすることで、荷室の空間を確保したいという点もあり、3本のビートを入れることにより、パネル全体がフラットでありながら、強度を保つことができたとのことだ。なお、このフラットな面はフラットに見えるN-BOXよりもさらにフラットになっているのだ。

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最終更新:7/17(火) 17:00
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