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桜庭軍優勝ならず。米柔術軍団の軍門に下る【7・16 QUINTET.2】

7/17(火) 1:32配信

TOKYO HEADLINE WEB

アメリカの柔術アカデミー「10th Planet」が優勝

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングイベント「QUINTET.2ーGrappling Team Survival Matchー」(7月16日、東京・大田区総合体育館)で「TEAM 10th Planet」が決勝で桜庭率いる「TEAM Reebok」を破り優勝した。

「10th Planet」は柔術家のエディ・ブラボーが率いるアメリカの柔術アカデミー。今大会の目玉となっていた。

 10th Planetは1回戦では石井慧が率いる「TEAM VAGABOND」と対戦。

 先鋒戦から厳しい凌ぎ合いが続き、大将戦もドロー。規定では大将戦の指導数、チーム全体の指導数で勝ちチームを決めるのだが、それらも同数で並んだことから、審判による判定に。3者とも10th Planetを支持し、決勝に進出した。

 決勝では次鋒戦でリッチー・マルティネスが桜庭から一本勝ちを収めチームに勢いをつける。リッチーは今大会で大ブレイクしたTEAM Reebokの中堅ハイサム・リダのアームバーの前に無念のタップも、中堅戦で弟のジオ・マルティネスが体格差が20キロ以上あるハイサムからフロントチョークで一本を取り切り再びリードすると、最後は副将のアミール・アラムが相手の大将ユン・ドンシクからリアネイキッドチョークで一本勝ちを収め、一人残しで勝利を収めた。

 1回戦でジオは石井のアームロックで左腕に、アラムはアンドレイ・カズショナクのニーバーで左ヒザに大きなダメージを負いながらも決勝ではともに一本勝ちを収めるなど底力を見せたのだが、試合後の会見ではともに「チーム戦という試合形式だから頑張れた」と声を揃えるように、QUINTETという場が生んだ好勝負だった。

「TEAM Reebok」は1回戦で中堅のリダが秒殺一本勝ち2本を含む3人抜きを見せ、2人残しで決勝進出。初優勝の期待が高まったが決勝では桜庭とユンが一本負けを喫し、10th Planet の軍門に下った。

 桜庭は前日会見で副将を野球の4番バッターになぞらえ、「満塁ホームランを打つ」と意気込んだが、まさかの3番バッター(中堅)の活躍で打席が回ってこず。決勝は規定で1回戦に出場しなかった選手を優先的に出すことから、次鋒(2番バッター)での登場となったが、2番バッターの仕事を完遂することはできなかった。

 試合後の会見では「次回は優勝できれば」と意欲を見せながらも「(このルールは)はっきり言って僕には合ってないかもしれない(笑)。どこがということは言えないけど」とドッキリ発言。

 また、思うような動きができなかったユンからは「引退したほうがいいかも…」とこちらもチームメートもびっくりのまさかの引退示唆発言が飛び出した。

 旗揚げ戦ではマルコス・ソウザがその柔術テクニックで観客を魅了したが、今回はハイサム・リダが大ブレイクした。

 ハイサムは6月に行われた軽量級選手の大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT」で優勝した「TEAM CARPE DIEM」の重量教のエース。

 この日は5試合を戦い4つの一本勝ち。長い手足を駆使したダイナミックな動きで柔術の新たな魅力を披露した。

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最終更新:7/17(火) 1:32
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