ここから本文です

3回連続がん見落とし…女性が死亡 東京・杉並区のクリニック

7/17(火) 21:56配信

TOKYO MX

TOKYO MX

 東京・杉並区の河北健診クリニックが、胸のエックス線検査を受けた40代の女性の異常を見落とし、6月に女性が肺がんで死亡していたことが分かりました。

 高円寺にあるクリニックを運営する河北医療財団などによりますと、肺がんで死亡したのは杉並区内に住む40代の女性です。この女性は2005年からクリニックで合わせて10回の健康診断を受け、2014年、2015年、2018年の合わせて3回の胸部エックス線検査で異常を示す影があったにもかかわらず見落とされ、「異常なし」と診断されていました。2018年4月に女性が呼吸困難で緊急搬送された他の病院で検査をしたところ、異常が見つかり、過去の見落としが分かったということです。河北医療財団の河北博文理事長は「3回連続で見落としがあった。適切な治療を受ける機会を奪ってしまったことを誠に申し訳なく、心からおわび申し上げる」と謝罪しました。

 異常を見落とした理由について病院側は、診断した2人の医師のうち、内科医はレントゲンの影を腫瘍だと判断しましたが、専門医である放射線科の医師が乳首の影だとして「異常なし」と判断したことを重視してしまったとしています。

 この問題を受けてクリニックは2014年から肺がん検診を受けた9400人余りの結果を調べ直し、44人に対して精密検査を受けるよう、連絡しているということです。

最終更新:7/17(火) 21:56
TOKYO MX