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子ども3人以上のママの子育てが、2人育児のママと違うのはどこ?

7/18(水) 21:32配信

LIMO

北関東のとある地方都市に住む筆者の周囲では、筆者を含め子ども3人を育てるママは少なくありません。それどころか子どもが4人、5人いるという人にも出会います。

彼女たちと話していて感じるのが、子ども2人までを育てるママと、3人以上を育てるママとの違い。2人までの子を育てるママとは「毎日いっぱいいっぱい」という話をよくするのですが、3人以上を育てるママからはそういった話をあまり聞きません。

なかには3児以上を抱えながら「仕事もして、小学校のPTAに、幼稚園の役員も」という強者も。どうしたらそこまでパワフルに動けるのか、子育てに対する考えを聞いてみました。

「親に元気がないと家庭が回らない」

「何をするにも子ども優先」という価値観が根強く残る日本。特に1人目の育児中は、1日のほとんどを子どものために費やし、自分のことは二の次、三の次、いや一番最後…というママも少なくないのではないでしょうか。

とある4児のママ(仕事、中学校PTA、幼稚園役員兼務)は、「ママが元気じゃないと困るのは子どもたち。自分が倒れたら結局は一番困るのが子どもだから、自分を大切にしてる。倒れるまでいかなくても、私が疲れたり心に余裕がないだけで、子ども全員の精神状態も不安定になる」と言います。

ママとしては自分の時間を作ることにも、便利家電・スマホ・お惣菜や冷凍食品を使うことにも罪悪感を感じてしまいがち。彼女は「便利な物に頼るときの基準も自分。疲れているときは全部に頼って、何もしない。一番大切なのは自分の気持ちが安定していて、子ども全員の話を聞いてあげること。子どもたちも色んな悩みやストレスを抱えて帰ってくるからね」と決めているそう。

「普段は晩御飯も子どもの好きなメニューを作るけど、疲れたら自分や夫の食べたいものを作る。親に元気ないと、家庭は回らないよ」とも言っていたのも印象的でした。

「無理しない、頑張らない」

登園渋りで大泣きする筆者の子に、「頑張らなくていいよ。もう十分頑張ってるもん。いっぱい泣いてもいいんだよ」と声をかけてくれたのは、3児のママ(仕事、小学校PTA、幼稚園役員兼務)。彼女の口癖は「無理しない、頑張らない」。

「無理して良いことってないからね。無理してもうまくいかないし、イライラするし、焦るし、ストレス溜まるし、夫婦げんかになるし(笑)、長くは続かないから。それは大人も子どもも同じ」と話します。子育てをしていると、自分だけでなく子どもにも「もっと頑張って!」と求めてしまいますよね。

彼女の言葉で思い出したのが、児童精神科医である佐々木正美先生の著書『子どもへのまなざし』(福音館書店)に書かれていた「子どもにかぎらず人間というのは、かならずよくなる方向に自然に向いているわけです。(中略)とくに元気ざかりの子どもなんかは、すべてのことがかならず、いいほうへ向かおうとしているのです。だから、じゃまをしなければ、みんないい子になって、個人差はありますが、子どもなりの素質と個性と能力で、みんな発達していくわけです」という言葉でした。

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最終更新:8/22(水) 23:05
LIMO

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