ここから本文です

プーチン大統領の新型リムジン、ロシア以外の国に初めて姿を現す

7/19(木) 8:00配信

Autoblog 日本版

プーチン大統領の特製リムジン

世界が注目する中、フィンランドの首都ヘルシンキで、米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領による首脳会談が行われた。両国首脳の移動に、それぞれが所有する個別のリムジンが使われるのは当然のことだ。米国大統領を乗せたキャデラック・ベースのリムジン、通称「ビースト」は世界中でもう何年も前から見られているが、今回の首脳会談はウラジーミル・プーチン大統領の特製リムジン、アウルス「セナート」(Aurus Senat)」が、ロシア以外で姿を見せる初めての機会となった。

【動画】これがプーチン大統領のリムジン

プーチン大統領は、モスクワで開催されたワールドカップの決勝後に専用リムジンに飛び乗って国境を越えたわけではない。RT.comによると、2台のアウルス セナートは既に前週にイリューシン輸送機でヘルシンキに運ばれていたという。ヘルシンキ空港でプーチン大統領が到着するのを待っていたのだ。

このクルマは「コルテジ」と呼ばれる大型高級車プロジェクトとして5月に正式発表されたモデルの1つで、リムジンのセナートに加え、これより全長の短いセダンやミニバン、SUVが2019年以降に発売される予定だ。この開発順序が珍しいものであることは間違いない。通常、政府高官向けの車両は既存の量産車をベースに開発されるものであり、その逆はまずないからだ。

このセナートは、ポルシェとロシア国営の中央自動車・エンジン科学研究所(NAMI)が開発した4.4リッターのV8ツインターボ・エンジンを搭載する。全長は6.7m近く、車両重量は1,400ポンド(6,350kg)を超えると言われ、それだけ重い車体を動かすパワーは600馬力ほどになるという。800馬力を発生するV型12気筒の搭載も計画されている。

興味深いことに、このリムジンには既に価格が付けられており、個人で同車を購入する際には16万ドル(約1,800万円)程になると、ロシアのインタファクス通信は伝えている。

一方、米国のリムジンは新世代の車両が開発中であるため、既存のビーストが使われた。現行バージョンは2009年から使用されていて、2年前には後継モデルがテストする様子が目撃されている。

最終更新:7/19(木) 8:00
Autoblog 日本版