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下馬評覆しドラマ快調も…大化けイケメン山崎賢人の課題

7/20(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 山崎賢人が初の医師役に挑戦する「グッド・ドクター」の下馬評は最悪だった。そもそもフジテレビの「木10」ドラマは低迷が続き、“爆死枠”とまでいわれる。なにしろ、15年1月期の真木よう子主演「問題のあるレストラン」以降、前作の「モンテ・クリスト伯」まで、視聴率10%割れが続いている。おまけに、自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題があり、サヴァン症候群の小児科医という難役を演じる山崎は、「棒演技」やら「2・5次元演技」と揶揄されるほどの人気先行俳優。5年前に韓国で大人気となった同名人気ドラマのリメークだけに、韓国版と比較され、酷評されると予想されてさえいた。

 ところが始まってみると、初回視聴率はなんと11.5%。1月期に主演したドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)は全話平均視聴率6.9%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗、話題の主演映画「羊と鋼の森」も大コケだった山崎が、辛くも「結果を出せない人気先行俳優」の汚名を返上した。しかも、課題の演技についても「引き込まれた」「リアリティーが凄い」など評価が急上昇している。いったい何が山崎を変えたのか。

「6月公開の映画『羊と鋼の森』で三浦友和や鈴木亮平と共演したことが大きかったようです。それまで与えられた役を惰性でこなしていた感のある山崎に、2人は身をもって演じる面白さやそのための方法を教えています。そんな山崎に今ドラマの金井紘監督は大量の資料を与えたうえ、2日間の個人レッスンを施して特訓した。山崎もその期待に応えたというのが、今回の大化けの真相でしょう」(テレビ誌ライター)

 もともと人気は高いだけに、演技力と数字で結果を出せば鬼に金棒。今後は連ドラ主役の常連に育っていくはずだが、山崎にはもうひとつ課題がある。

「とにかく番宣下手。頼りないPRのためにバラエティーに出しても、上の空のことが多い。親友の俳優・菅田将暉に“ルックスは100点でも中身は0点”と揶揄されるほどです」(前出のテレビ誌ライター)

 主役クラスにはバラエティー出演もこなす順応力が求められる時代のようだ。