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ポケモン最新映画が歴代最高傑作と話題に。濃厚な人間ドラマに感動

7/21(土) 9:01配信

BuzzFeed Japan

アニメ「ポケットモンスター」の最新映画が、「最高傑作」と話題になっている。

タイトルは「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」。

興行通信社によれば、7月13日(土)の公開から2日間で動員44万人、興収5億円を記録。動員ランキング2位に躍り出た。

【写真】記憶を頼りにポケモンを描きましたので当ててください

そんな今作だが、長年のファンからも「間違いなく歴代最高傑作」「殻を破って新しいポケモン映画の形ができた」など、次々と高く評価され、大きな反響を呼んでいるのだ。

反響からわかるのは、これまでのポケモン映画とは何かが異なるということ。

一体、どのような点が変化し、最高傑作と評価されているのだろうか?
【BuzzFeed Japan / 吉田雄弥】

ポケモンバトルから人間ドラマへの変化

歴代の劇場版20作品を2回以上は鑑賞、ファン歴10年を超える咲子さんは、BuzzFeed Japanの取材にこう答える。

「『劇場版やTVアニメは、ポケモンをアピールすることが重要』という捉え方があります。そんな中、あえて『人間にとって彼ら(ポケモン)はどういう存在なのか?』と、問いを投げかてきた今作には、歴代にはない新しい風を感じました」

「『人とポケモンの共存』は、今作の根幹とも言うべきテーマの1つですが、ここまでダイレクトに人間側の視点で描かれたケースはほとんどありません」

これまでの劇場版では、伝説のポケモンや悪意を持つ者たちとのバトルが中心に描かれてきた。

しかし、今作のメインビジュアルには、ポケモンよりもサトシをはじめとした人間が中心に描かれており、ファンからは戸惑いの声も上がっていた。

実際、本編でも、1人1人の人間の葛藤が丁寧に描かれていた。

だが、それこそが今作が高く評価されている1番の理由でもある。初期からポケモン作品に慣れ親しんできた、ブロガーで書店員の潮見さんは話す。

「今作は、これまでにないほどの人間ドラマが描かれています」

「おなじみのロケット団やちょっとした悪役も登場しますが、問題の根源はだれかの『悪意』ではなく、『コミュニケーションのズレ』や『自信の無さ』にあります」

「トラウマ、イップス、ホラ吹き、あがり症、人間不信など、他者と上手に向き合えなかった。あるいは、自分自身と向き合えなくなった人たち」

「そんな彼らが、ポケモンとの交流を通じて自ら発見する『人生との向き合い方』が、特に年長者をも巻き込んで広く支持されている、『歴代最高傑作』と呼ばれるゆえんではないかと思います」

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最終更新:7/21(土) 9:01
BuzzFeed Japan