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スマホはユーザーを盗聴しているのか?→実験したら盗聴ではなく「盗撮」していると判明

7/22(日) 22:40配信

ギズモード・ジャパン

壁に耳ありスマホに目あり。

スマホの陰謀説はなかなか消えないもので、多くの人がスマホはターゲティング広告のために会話を盗聴していると思い込んでいます。

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Viceは最近、『Your phone is listening and it’s not paranoia(あなたのスマホは盗聴している、これは妄想じゃない)』という記事で人々の思い込みを刺激しました。この記事は、スマホの前で「大学に復学する」や「安いシャツが欲しい」などと話したところ、Facebook(フェイスブック)でシャツや大学の講義についての広告を目にするようになったという5日間の実験に基づいて、記者が出した結論だったのです(参考までに言うと、私もFacebookでシャツの広告をよく見かけますが、新学期向け宣伝の対象となる年齢は過ぎています)。

この迷信について話す世間にうんざりしたコンピューターサイエンスの学者たちは、厳密な研究を行なってこの問題に取り組むことにしました。

盗聴してないっぽいけど、盗撮はしていた

昨年、ノースイースタン大学のElleen Pan、Jingjing Ren、David Choffnes 、Christo Wilsonそしてカリフォルニア大学サンタバーバラ校のMartina Lindorferは、Androidの1万7000以上の人気アプリにおいて、音声を録音するために密かにスマホのマイクが使われているかどうかを探る実験を実施。アプリにはFacebookに属するものや、Facebookに情報を送信するアプリ8000個超が含まれていました。

その結果、陰謀論者の予想に反して、アプリが勝手にマイクを起動、あるいは音声を送信した証拠は見つかりませんでした。盗聴が起きている例を一つも見つけられなかったのです。

その代わり、彼らは盗聴とは別の不穏な動きを発見。アプリはスマホの画面を録画して、第三者にその情報を送っていたのです。

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