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シリア「ホワイト・ヘルメット」422人がヨルダンに退避、第2陣は国境到達できず

7/23(月) 9:28配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月23日 AFP】シリアで負傷者の救助活動に当たってきたボランティア団体「ホワイト・ヘルメット(White Helmets)、正式名称:シリア民間防衛隊(Syria Civil Defence)」のメンバーと家族ら422人が22日、イスラエル軍の支援でヨルダンに避難した。ヨルダン外務省が発表した。

 イスラエル軍のラジオ局によると、シリア政府軍が同国南部に進軍したことでホワイト・ヘルメットのメンバーらに危険が迫っており、米国と欧州諸国から退避させるよう要請があったという。

 ヨルダン外務省によれば、英国、カナダ、ドイツが受け入れに合意した827人にヨルダン入国の許可を出したが、到着したのは422人だった。一方、カナダ政府筋はAFPに対し、避難予定だったホワイト・ヘルメットのメンバーらの第2陣が「現場の状況により国境に到達できなかった」と述べた。

 2013年に結成されたホワイト・ヘルメットは救助隊のネットワークで、シリア反体制派支配地域で空爆などによって負傷した民間人の救助に当たってきた。

 イスラエル軍によると、同軍は米国と欧州諸国からの要請とイスラエル政府からの指示を受け、ホワイト・ヘルメットのメンバーらとその家族を避難させる「人道的取り組み」を実施したという。

 さらにイスラエル軍はツイッター(Twitter)への投稿で「例外的な人道的行為」だとしつつ、「人命に差し迫った脅威により、シリア南部の戦闘地域から民間人を避難させた」と表明。詳細には触れなかったものの「民間人らは後に隣国へと移送された」と明らかにした。

 また、イスラエル軍は「イスラエルはシリアの紛争に関して不干渉の立場を取っており、シリア領内におけるすべての出来事はシリア政府に責任がある」と強調した。

 イスラエル政府はこれまでゴラン高原(Golan Heights)のシリア支配地域から逃れた民間人に対し、救援物資を届けている。イスラエルは1967年の「六日戦争(Six-Day War)」で面積1200平方キロのゴラン高原をシリアから占領し、後に併合したが、国際社会はイスラエルによるゴラン高原の占領を認めていない。(c)AFPBB News

最終更新:7/23(月) 16:27
AFPBB News

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