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【北埼玉】上尾、古豪復活ならず 決勝で花咲徳栄に逆転負け

7/24(火) 14:59配信

スポーツ報知

◆第100回全国高校野球選手権記念北埼玉大会 ▽決勝 花咲徳栄4―1上尾(24日・大宮公園)

 34年ぶり5度目の出場を目指していた上尾だったが、昨夏の甲子園覇者・花咲徳栄に屈した。

 初回1死二塁で日野吉彬(よしあき・3年)の右前適時打で先制。先発のエース右腕・木村歩夢(3年)はキレのある直球、スライダーで強力打線に挑むも3回に追いつかれると、4回に2点を失って勝ち越された。

 試合後は高野(こうの)和樹監督(50)にねぎらいの言葉をかけられ「粘り強く投げられました。今までの相手とは打線が違いましたけど一番楽しめましたし、最後まで投げられたのは自信になりました」と涙もみせずに振り返った。高野監督は「木村はよく投げました。粘ったと思うが力不足だった」と3、4回の好機を逃したことを悔やんだ。

 胸に「上尾高校」と刻まれたユニホーム。県内屈指の人気校とあって客席にはオールドファンが詰めかけ、普段は開けない外野席が開放されるほどの人気ぶりだった。前回出場は高野監督が2年時だった84年夏。片野飛鳥部長、神谷進副部長も同校野球部OBで、事あるごとに強かった時代の話を選手に伝えてきた。日野の父・泰宏さん(53)は同校が82年センバツに出場した時の左腕エース。鶴ケ島中3年の夏、練習を見学し、厳しく活気のある練習に心を揺さぶられて進学を決意。レギュラーの座をつかみ、甲子園にあと1歩まで迫った。「昔のように選手の個々の能力はないかもしれませんが、今はまとまりがあると思います」と胸を張った。客席で父も「よく打ちましたね」と自らも袖を通したユニホームで躍動する愛息に目を細めていた。

最終更新:8/13(月) 3:08
スポーツ報知