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里村明衣子のWWE参戦決定 女子トーナメントMYCは「優勝しか考えていない」

7/27(金) 12:00配信

東スポWeb

 女子プロ界の横綱こと里村明衣子(38=センダイガールズ)のWWE初参戦が27日、本紙既報通り正式決定した。女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック2018(MYC)」(8月8、9日に開幕=32選手参加)に出場する。

 里村は「WWEに化学反応的な、大きな刺激を与えることができると思います。世界規模の舞台で戦えるのは光栄。32人も参加すればとんでもない才能を持った選手もいるでしょう。しかも私が最年長でしょうね。だけど、もちろん優勝しか考えていません」と自信満々で語った。

「MYC」にはWWEに移籍した元スターダムの紫雷イオ(29)も参戦。日本女子プロ界の頂上対決として何度も激闘を展開した永遠のライバルだが「決勝まで私とイオが上り詰めたら、現時点で世界一の女子プロレスを見せられる」と決勝戦での再会を誓った。

 くしくも決勝戦は歴史的なWWE史上初の女子PPV大会「エボリューション」(10月28日、ニューヨーク)で行われる。里村は究極の夢として「その大舞台で優勝できたら…いずれはロンダ・ラウジー選手(31=元UFC世界女子バンタム級王者)と戦いたいですね。嫌われても強さを求める彼女の姿勢には共感していた」と、ロウ女子王座戦を8月に控えた“最強女王”との激突を熱望した。

 実は東日本大震災が東北地方を襲った2011年、団体運営に限界を感じて弱気になっていた時期にWWEにオーディション受験をメールで打診した経験がある。「所属選手も2人までに減って、団体より自分の力を試してみようと思ったんです。でも結果は門前払い(書類選考で落選)でした…」。その後は国内での充実を図る一方で米国や英国に毎年遠征。独自の力で海外の評価を高めてきた。

 今年3月の英国遠征では現WWE英国王者のピート・ダン(24)と現地団体の王座戦で対戦。この一戦はWWE関係者から絶大の評価を得た。その結果、今回のWWE参戦が大きく前進する格好となった。

 また米国「チカラ・プロ」が毎年開催する6人タッグトーナメントでは16年9月に里村、DASH・チサコ(29)、カサンドラ宮城(年齢不詳)組で出場して優勝。同大会には元WWE女子王者で現在ロウ所属のミッキー・ジェームス(37)、元同王者ジャズ(44)、伝説のディーバ、ビクトリア(47)という強烈なレジェンドトリオが出場しており、里村組の試合を見た後、3人は「アメージング!」と叫びながら抱きついてきたという。残念ながらレジェンドトリオは2回戦で敗退した。

 現在ミッキーはロウ女子王者アレクサ・ブリス(26)の参謀役を務めている。対戦前に水面下で数々の陰謀工作を働く“謀略女王”として知られるアレクサは、いち早くミッキーから里村の参戦を伝え聞き「これは面倒なことになるわね…」と警戒心を強めているらしい。里村の経歴、趣味、人間関係などのリサーチを極秘裏に開始したとの情報もある。

 里村は団体を経営する身のため、まずは「MYC」優勝を果たしてからその後の参戦形式を考える方針だ。「イオはWWEで成功して、私は日本の女子プロを大きくして、相乗効果で女子プロというジャンルを世界規模で大きくしたい」。仙台から世界へ。WWEで頂点に立つ決意を胸に海を渡る。

最終更新:7/27(金) 12:03
東スポWeb