ここから本文です

【映像】ラオス南部のダム決壊 同国首相が原因究明を指示

7/27(金) 12:27配信

AP通信

アッタプー、ラオス、7月27日(AP)― ラオス南部のアッタプー県で、6つの村が濁流に飲み込まれる結果になった建設中の水力発電用ダム決壊を受けて、ラオス政府は、水力発電施設の監視強化を進める一方で、決壊原因の究明を命じた。
 下流の民家の軒下まで達した赤茶色く濁った水は決壊2日後の26日には引き始めたが、これまでに少なくとも27人が死亡、131人が行方不明になっており、6000人を超える村民が住む家を失った。
 トンルン・シースリット首相は、ダム決壊は近年この東南アジア最貧国に起きた「最悪の事態だ」と指摘。決壊の原因が降り続いた大雨の影響によるものか、不十分な建築基準によるものか徹底糾明すると述べた。
 同ダム事業を韓国西部発電と共同受注した同国のSK建設は、22日夜の大雨で補助ダムの上部が流失したことを明らかにしているが、流失の原因について解明するとしている。
 国営「ビエンチャン・タイムス」によると、同国の電力行政を主管するエネルギー鉱業省は26日、貯水池の水位とダムの状態の監視強化を命じたという。同紙はまた、民家の屋根などに避難した数千人の住民は、25日までに全員救助されたと報じた。
 国際赤十字をはじめ韓国政府などが浄水器や食料、その他の救援物資をラオスに送っているが、住む家を失い避難所生活を余儀なくされた住民の手元に届くまでには、時間がかかるようだ。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:7/27(金) 12:27
AP通信