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村田修一 大逆転「引退撤回」の条件 カギを握る“ZOZO球団”

8/3(金) 11:01配信

東スポWeb

 男・村田の“大逆転弾”はあるのか。BCリーグ・栃木でプレーする村田修一内野手(37)が1日、事実上今季限りでの現役引退を表明した。栃木の公式戦最終戦となる9月9日が大きな節目となるが、実はまだNPB復帰の道が完全に閉ざされたわけではない。村田は本紙に今オフ、条件つきで「引退撤回」も辞さない構えでいることを宣言。今後の動向が注目される。

 前日7月31日にNPBの支配下登録期限が終了したことを受け、この日、栃木・小山市内で開かれた注目の会見には10台以上のテレビカメラと大勢の報道陣が集結した。そのなかで村田は「集大成をお見せできれば」と選手として今シーズンを完走することを明言。その後について「来年についてはNPBを目指すということは、今の段階では考えにくい。来年復帰できるかは定かではない。また、しかるべきタイミングで報告できるように話し合って決めたい」とした。

 会見中には何度も引退をほのめかすような言葉を使いながらも、最後まで“生きざま”は貫いた。

「『引退』という言葉を聞きたいか聞きたくないか分かりませんが、僕としては万全の準備をしてNPBを目指していた。そのなかで期限が来てしまった。その2文字を、僕は今日は使いたくない。今日この時点で引退をするという発言はないです」。公式戦終了までの使命を果たすまでは、公の場で「引退」を口にするのはふさわしくないと考えたようだ。

 移籍期限は過ぎてしまった。だが実は、NPB復帰の可能性はゼロではない。カギを握るのは、あの“ZOZO球団”だ。ファッションサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長が球団経営に関心を示し、球界への新規参入に強い意欲を見せている。参入が実現した場合、新球団が直面する難題は選手の確保。エクスパンション(拡張)ドラフトなども実施されるだろうが、そこで目玉となりそうなのが「現時点ではNPBの一軍で野球をできる状態」と胸を張る村田なのだ。

 当の村田はZOZOの動きをどう見ているのか。本紙が「タラレバの話だが…」と話を向けると、村田は「僕の中では全然ありです」と即答。続けてこう語ったのだ。

「NPBに新球団ができて『村田が欲しい』と言われれば、僕は現役復帰しますよ。それはもうプロ野球なので、僕はやりますよ。今の12球団は僕を要らなかったわけで、それをやっつけるために必要だと言ってくれるなら僕は全然行きます。新しいのが立ち上がるのかどうかも運命。9月までは野球をやっているので(自主トレで)いつものオフと変わらない感じになりますかね」

 リップサービスなのか、真剣なのか…。ただ、村田の声のトーンが急激に上がったのは確かだ。実現すればあと135本に迫った2000安打など夢の続きがまた、動きだす。NPB通算360本塁打をマークしたスラッガーは、最後の最後に劇的すぎる逆転ホームランを放つことができるか。

最終更新:8/3(金) 11:07
東スポWeb

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