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「ねじる」のではなく「かわす」動きで振ろう。飛距離を安定させるスウィング術【ゴルフ】

8/4(土) 20:02配信

みんなのゴルフダイジェスト

ティショットでアマチュアが極端に飛んだり飛ばなかったりするのは「手打ちだからです」とプロコーチの増田哲仁。著書「ネジらない! から遠くへ飛ぶ、ピンに寄る。」から飛距離を安定させるコツをご紹介。

「かわす」スウィングでティショットを安定させよう

――自分では上手く振れたなあと思っても、セカンド地点に行ってみたら200ヤードをやっと超えただけだったり、そうかと思えば、大した当たりでもないのに250ヤード以上も飛んでいたり。この感覚と実際の飛距離のズレはなぜ起こるのでしょう。

同じように振っているつもりなのに、意外に飛んだり飛ばなかったりするのは、手打ちの人に起こりやすい現象です。

私が見る限り、アベレージゴルファーの多くはひじから先を主体にしたいわゆる手打ちのスウィングをしているから、スウィングの再現性が低い。

トップからの切り返しでヘッドが遅れるようにしなり、その反動でインパクト付近ではヘッドが先行するようにシャフトを逆にしならせる動き、いわゆるシャフトのしなりで打っているんです。

――シャフトのしなりを使うというのはよくいわれることですよね。ダメなんですか?

たとえば、左右に振れている振り子が下りてくる途中で、糸の真ん中あたりを指で止めると、糸の先についた球が急加速しますよね。

シャフトのしなりを使うと、そのような動きになりやすいんですよ。この動きだとタイミングがどんぴしゃ合えばシャフトのしなりでボールは飛びますが、タイミングがちょっとズレただけで、飛距離が大きく落ちたり、球が曲がってしまうのです。

もちろん、ダウンスウィングからインパクトにかけて体の回転を止め、ひじから先をビュンと走らせたほうがシャフトの反動効果はより大きくなり、ヘッドスピードも上がります。でもそれだけ飛距離の波も激しいんです。だから一般のアマチュアにはお勧めできません。

――ちょっとしたタイミングのズレで、飛距離が大きく変わってくるわけですね。だから打った感覚と実際の飛距離が大きくズレる。

毎ショット、シャフトがしなり戻るタイミングをしっかり合わせられるならいいんです。実際、そういうタイプのプロゴルファーや上級者もいます。しかし、練習量の少ないアベレージには難しい。さらに腕や手を積極的に使って打つ人は、このタイミングがズレる頻度がとても高いんです。というのは器用に動くため、手先を主体にすると毎回同じ動きをすることが難しいからです。

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