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山田のバットで3連勝 語らぬ主将、初戦に続きプレーで魅せた!

8/5(日) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇ソフトボール世界女子選手権第3日(2018年8月4日 千葉県成田市・ナスパスタジアムほか)

 1次リーグB組で世界ランク2位の日本は、同12位の中国を5―0で下して3連勝を飾った。北京五輪金メダル戦士で主将の山田恵里外野手(34=日立)が2回に2ランを放ち、初戦のイタリア戦に続く出場2戦連続本塁打と活躍。先発の上野由岐子投手(36=ビックカメラ高崎)も5回を無失点に抑え、投打の大黒柱がチームをけん引した。5日は世界14位の英国と対戦する。

 多くを語らず、プレーで見せる。それが山田の主将としてのスタイルだ。「自分の役割を明確にして、やりたいことに集中できている」。初戦に続く活躍に、最低限の役目を果たした手応えがあった。

 初回に先頭打者として二塁打で出塁し、犠打で三塁に進むと、5番・渥美の遊直を相手が落球する間に先制のホームを踏んだ。「1番打者だから塁に出るではなく、チャンスで回ってくれば走者を還す。その時々の役割を果たしたい」と2回には外角高めを流して左越えの2ランで追加点。前日3日に世界4位のオーストラリアを破っていた中国の勢いを止めた。

 ただし3回の満塁の好機では凡退。「連戦なので少しでもピッチャーを楽にしないといけない」。決勝までの勝ち上がりを考え、コールド勝ちを逃した反省を忘れなかった。「後半は流れも悪かった。もっと見ていて楽しいと思ってもらえる試合をしたい」。経験豊富なベテランはグラウンドの中だけでなく外まで俯瞰(ふかん)して、果たすべき役割を考えていた。

 <上野5回6K>上野もエースとしての存在感を示した。「あまり納得はしていない」と言うように、初回に先頭打者に安打を浴び、4回には連続四死球から1死一、三塁のピンチを招いた。「集中し切れてない部分があった」と反省したが、ここを無失点で切り抜け、終わってみれば5回1安打6奪三振。継投した藤田も2回を無失点に抑え、日本は3戦連続完封勝ちとなった。