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ソフト日本が開幕4連勝で決勝T進出に王手!

8/5(日) 22:04配信

スポーツ報知

◆ソフトボール女子世界選手権 ▽1次リーグB組 日本6―0英国(5日、千葉・市原市ゼットエーボールパーク)

 世界ランク2位の日本は同14位の英国に6―0で圧勝し、開幕4連勝を決めた。7番・指名選手で先発した藤田倭(やまと、27)=太陽誘電=が、投打の二刀流で活躍。先発の勝股美咲投手(18)=が1球も投げずに継投する異例の展開で登板し、被安打2の6奪三振で無失点に抑えた。2回にソロ本塁打と打撃でも活躍した。日本は4戦連続完封勝ちで、各組上位4チームによる変則方式の決勝トーナメント進出にも王手をかけた。6日は同17位のベネズエラと対戦する。

 先発発表した勝股が1球も投げず、DP(指名選手)の藤田と交代した。ソフトボール特有のリエントリーの「ルールを試したかった」と宇津木監督。「先発完投」を託され、藤田はマウンドに上がった。記録上は継投扱いだが、藤田は初回から最後まで投げて無失点で抑えた。

 初回に4番・山本が先制の左越え2ラン。2回には藤田が「同じ球がきたら思い切って狙っていこうと思った」と、甘めの直球を逃さずセンターのフェンス越えとなるアーチを夜空に描いた。

 6回が終わると記録上は残らない事実上の“完全試合”も見えたが、7回に窮地に陥った。四球、内野安打、左前打を許し、いきなり無死満塁の絶対絶命に。それでも「踏ん張った」と2連続奪三振で締めてチームの4戦連続完封記録を守った。7回の登板前にはベンチでエース・上野由岐子から「もうすぐ完全試合じゃん。7回もいってこいよぉ」とエールをもらったが、思わぬ重圧に。記録には残らないが、自身初の完全試合を目前で逃し「あと3人だったんですけどね。ノーヒットノーランとか完全試合の大記録はまだまだ自分には早いんですかね。良かったようで良くなかったような課題が残る試合でした」と苦笑い。日本の開幕4連勝に貢献したことには「上野(由岐子)さんや山田(恵理)さんのベテランの活躍がすごくて。若手も優勝したいという気持ちを一つにしている」と喜んだ。

 社会人5年目に二刀流となり、16年日本リーグでは3冠(最多勝、本塁打王、打点王)。17年は上野を超えるリーグ最多の21試合114イニングの投球回数を誇る。名前の「倭(やまと)」の由来は「日本を背負う人になって欲しい」という27歳が堂々の主役を務めた。

最終更新:8/13(月) 10:53
スポーツ報知