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TBS『時事放談』が44年の歴史に幕、政治討論番組は“オワコン”なのか

8/5(日) 6:02配信

AbemaTIMES

 1957年に始まったTBS系の政治番組『時事放談』。政治評論家の細川隆元氏らをホストに据え、辛口の政治談義が人気を呼んだ。一時中断(第1期:1957~1987年、第2期:2004~2018年)はあったものの、来月30日の放送で44年の歴史に幕を閉じることになる。関係者によると「一定の役割を終えた」「ゲストの高齢化が進んだ」ことが終了の理由だという。

 第1期は細川氏をはじめ、同じく評論家の藤原弘達氏らが舌鋒鋭く政治を語り、時には政治家をばっさりと切って捨てることもあった。1987年の第1期終了パーティーで細川氏は、「先はどうなるか分からないが(番組を)やってみようと。政治もこういうもんだろうと思う。先の先、次の次が全部分かっていたら面白くも何ともない。いい知恵も出てこない」と語っていた。

 2004年から始まった第2期の司会は御厨貴(みくりや・たかし)氏。ゲストには中曽根康弘氏、宮沢喜一氏、小泉純一郎氏ら元総理や、野中広務氏、土井たか子氏ら与野党の大物政治家が登場し、番組内での発言が度々ニュースになった。さらに番組の収録終了後、スタジオを出たゲスト政治家を取材陣が取り囲む風景もお馴染みとなった。

 老舗政治番組の終了。見渡してみれば、政治番組自体が少なくなっている。これまで政治番組は若手を始めとする政治家のアピール、意見交換の場でもあった。しかし現在は各政党、政治家がホームページやSNSなど発信の場を持ち、情報発信や活動報告を行うことが当たり前になっている。さらには、国民民主党の玉木雄一郎共同代表はYouTuberを宣言し、YouTubeでの発信を始めた。

 アピールの場がインターネット、スマホへ移った昨今、テレビの政治番組はその役割を終えたのか。1日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、細川隆元氏が大叔父にあたるテレビ朝日政治部の細川隆三デスクを交え議論した。

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最終更新:8/5(日) 6:02
AbemaTIMES

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