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桐でできた30万円ヘッドホン、クラウドファンディングで先行販売!

8/5(日) 12:04配信

Stereo Sound ONLINE

木製の専用スタンド付モデルも用意

 オンキヨー&パイオニアは、桐をハウジングの材料に使ったヘッドホン「桐ヘッドホン」を開発。8月1日からクラウドファンディングによる先行販売で開始した。期間は9月30日までで、価格は桐ヘッドホン+オリジナルヘッドホンスタンド付モデルが32万4000円(税・送料込)、桐ヘッドホンが30万2400円(税・送料込)となる。

 今回の桐ヘッドホンは、昨年同様の形態で発売された「桐スピーカー」に続く、桐を材料した製品の第2弾。

 和楽器にも使われる桐に注目し、同時に、主に箏の内部に施される「綾木彫り」を採用することで、ハウジング内部の定在波を抑制させることにも成功しているという。

 今回採用した桐は、和楽器で定評のある会津産であり、さらに同地域の老舗・斎藤桐材店を訪ね、製品に適したものを厳選しているという。

 同店の斎藤氏曰く、「伐採してから10年熟成させた材料を提供している」とのことだ。

 それを柾目方向に加工し(ハウジングを見たときに横方向に年輪が入る)、内側に綾木彫を施したのち、ハウジング周囲を組み細工の要領で接着して組み上げている。

 振動板には紙系の材料であるセルロースナノファイバーを使い、今回同素材だけでヘッドホン用の振動板を作るのは世界初のチャレンジだったという。結果、50mm口径のドライバーで、10Hz~80kHzという超高域の再生を可能にした、ハイレゾ対応の仕様にまとめられている。

 ヘッドバンド素材は耐久性などを考慮し、超ジュラルミンを採用。その外装には高級車の内装にも使われるアルカンターラを使い、高級感とフィット感を両立させている。なおこの工程は、三重にある工場で行なわれているそうで、オンキヨー&パイオニアにとっても初めての試みになるそうだ。

 ちなみにヘッドホンはリケーブル可能で、本体にはプレーヤー側のプラグが3.5mmステレオミニ(ケーブル長3.0m)と2.5mmバランス(同1.6m)の2本が同梱される。4.4mmバランスについては、現状では製品化の予定はないとのことだ。ただし、本体側のプラグは3.5mmの2本出しなので、サードパーティ製のケーブルも組み合わせてもいいだろう。

 製品には1台1台シリアルナンバーが刻印される。

 その他、主なスペックとしては、出力音圧レベル99dB、インピーダンス40Ω、質量400g。3.5mm→6.3mm変換プラグ同梱。

 クラウドファンディングは、「未来ショッピング」で行ない、販売台数は桐ヘッドホン+専用スタンドモデル、桐ヘッドホンモデル、各15台となる。

 秋葉原にあるONKYO BASEで、桐ヘッドホンの試聴ブースを設置している。

最終更新:8/5(日) 12:04
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