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VS Codeでウィンドウサイズを制御するには

8/6(月) 5:02配信

@IT

 Visual Studio Code(以下、VS Code)でウィンドウを開いたときの挙動には一定のルールがある。本稿では、VS Codeのウィンドウを複数開くときに、そのサイズを制御する方法を説明する。

【画像:VS Codeが自動的に位置とサイズを決定する(奥)】

VS Codeのウィンドウサイズを制御する

 VS Codeでウィンドウを開くときには、次のような挙動になる(デフォルト)。

・1つ目のウィンドウは、前回に閉じたウィンドウと同じサイズ、同じ位置に開かれる
・それ以降のウィンドウは、画面中央に一定のサイズで開かれる

 ウィンドウサイズをユーザーが事細かに指定して制御することはできないが、ユーザー設定でwindow.newWindowDimensions項目を設定することで、「2つ目以降のウィンドウのサイズ」をある程度制御することは可能だ(1つ目のウィンドウは常に上に示した方法で開かれる)。なお、これはユーザー設定でのみ扱える項目だ(とはいえ、ワークスペース設定でこれを変更する意味はないはずだ)。設定可能な値は以下の4つとなっている。

・"default":画面中央に一定のサイズで新規ウィンドウを開く
・"inherit":直前にアクティブだったVS Codeウィンドウと同じサイズで新規ウィンドウを開く
・"maximized":最大化状態で新規ウィンドウを開く
・"fullscreen":全画面を占拠する形で新規ウィンドウを開く

 "default"を設定した際の動作は既に述べた通りだ。"inherit"は直前にアクティブだったVS Codeウィンドウのサイズを使って開かれる。

 "maximized"と"fullscreen"は共に画面を覆うようにウィンドウを開くが、その違いはOSによって異なる。例えば、Windows版でこの項目の値を"maximized"に設定すると、ウィンドウは「タイトルバーやメニューバー付き」で最大化表示される。"fullscreen"に設定すると、ウィンドウは画面全体を覆うように表示され、タイトルバーやメニューバーもなくなる(Windowsの場合、画面下部のタスクバーも表示されなくなる)。ちなみに、コーディングに集中するための「Zen Mode」ではVS Codeのサイドバーやステータスバーもなくなるが、これとはまた違った形だ。以下に例を示す。これらは全て、筆者の作業環境の画面を全画面キャプチャーしたものだ。

 macOSではメニューバー領域を除く部分でウィンドウを最大化するか、画面を完全にVS Codeウィンドウが占拠するかの違いとなる(Linuxでもほぼ同様)。

 オススメの設定値は"inherit"だ。既に書いた通り、これは「直前にアクティブだったウィンドウと同じサイズ」でウィンドウを開くもの。そのため、実質的には次のような使い方ができる。


1. 自分好みのサイズにしてあったVS Codeを閉じて終了する
2. 次回のVS Code起動時には、そのサイズでウィンドウが開かれる
3. その後、ウィンドウを開くたびに(ウィンドウサイズを変更していなければ)2.で開いたサイズで開かれる
4. 1.に戻る

 というわけで、「VS Codeはいつもこのサイズで使いたい」と考えているのであれば、window.newWindowDimensions項目の値を"inherit"にしておくのがオススメだ。

@IT

最終更新:8/6(月) 5:02
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