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熱“響”甲子園!高校野球ブラバン応援研究家・梅津有希子氏が歴史と変遷を紹介

8/6(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第100回全国高校野球選手権大会が5日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。各出場校の吹奏楽部による応援合戦も始まった。節目の大舞台を応援の視点から注目しているのが、「高校野球ブラバン応援研究家」の梅津有希子氏(42)だ。甲子園での応援スタイルの歴史と変遷を紹介し、この日の第2試合に登場した済美(愛媛)の応援席でドラマが起きたことも明かした。

 梅津氏によると、現大会の前身、1915(大正4)年の第1回全国中等学校優勝野球大会(豊中グラウンド)で、入場行進曲などを演奏したと思われる陸軍軍楽隊の写真が現存する。さらに「優勝した京都二中(現京都府立鳥羽高)には、応援で楽隊部が演奏したとの話がある」という。

 また甲子園では、戦前最後の大会となった41(昭和16)年春の全国選抜中等学校野球大会で、東邦商業(愛知、現東邦)が吹奏楽応援を行ったという証言もある。これらが高校野球のブラバンの始まりといえる。

 梅津氏は「現在の応援スタイルに最も影響を与えたのは東京六大学野球です」と力説する。1960年代に早大の「コンバットマーチ」や慶大の「ダッシュKEIO」が作曲された。明大はOBの作詞家、阿久悠さんのヒット曲で山本リンダが歌った「狙いうち」をアレンジ。以後、多くの歌謡曲が取り上げられ、高校野球にも導入された。

 現在の応援曲には「サウスポー」「ルパンのテーマ」と、昭和の“懐メロ”が多い。梅津氏は「吹奏楽部は野球部からのリクエストで演奏するのが主流。先輩から受け継いできた曲を使いたいとか、伝統なんです」と説明する。

 一方、最近は明るく盛り上がれる曲が人気。動画サイトなどを通じて広まるという。象徴するのが「アゲアゲホイホイ」。サッカー応援で人気の曲「サンバ・デ・ジャネイロ」に「アゲアゲホイホイ!!」というコールと振りをつけたもの。2014年に報徳学園(兵庫)の野球部員が考案。ネットで拡散され、爆発的な人気となった。

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