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ソフトボール18歳右腕、勝股が「大先輩ゲキ」に応え11奪三振の完投

8/6(月) 23:06配信

スポーツ報知

◇ソフトボール女子世界選手権 第5日 予選リーグB組 日本7―2ベネズエラ(4日、市原市ゼットエーボールパーク)

 チーム最年少右腕・勝股美咲(18)=ビックカメラ高崎=が7回を被安打4の11奪三振、2失点で完投勝利。5日の第4戦(対英国)では先発発表された後、チームの戦術で1球も投げずに指名選手の藤田倭(やまと、27)=太陽誘電=継投する異例の展開だったが、この日はしっかりマウンドに上がった。

 初回でいきなりつまづいた。ベネズエラの1、2番は打ち取ったが、3番に右中間二塁打を許す。2死二塁から迎えた4番にレフト前に運ばれた。三塁手の山本優(29)=ビックカメラ高崎=のグラブをはじく一発で二塁走者が生還。今大会初の失点を喫した。しかし、先輩方の援護に火がついた。その裏1死一、二塁から不動の4番・山本の左中間への2試合連続となる3ランで逆転。3回にも失点し1点差に迫られたが、また、その裏で、すぐに7番・藤田の2試合連続となる2ランで突き放してもらった。「点を取られてしまっても、先輩方が打ち返してくれるので、自分を信じて投げられました」と頼もしい援護に感謝。試合中に「オドオドしていた」という勝股に、所属チームの大先輩、山本から「もっと堂々と投げなさい」と尻を叩かれると目が覚めた。3回までに4安打を許すも、4回からは7個の三振を奪う、ノーヒットの投球。「やっぱり自分は立ち上がりが弱いと実感した。次は失点をする前に修正したいです」。課題と収穫を得て充実の表情を浮かべた。

 日本は、決勝トーナメント進出が決定した。7日に世界ランク3位のカナダと、8日に世界ランク4位のオーストラリアと強豪2チームと対戦する。「あす(7日)からの2戦は決勝につながる大事なゲーム。任された試合で、1イニングでも多く投げるのが自分の役割。チームに貢献したい」と期待を背負った次世代エースは頼もしく語った。(宮下 京香)

最終更新:8/14(火) 9:53
スポーツ報知