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「タコの島」でタコ不足 今夏の異変の謎 愛知・日間賀島

8/7(火) 12:05配信

中京テレビNEWS

 愛知県の知多半島の先に浮かぶ、日間賀島(ひまかじま)。日間賀島といえば“タコの島”として有名です。

Q.島で食べた中で一番おいしかったのは?
「タコ」(観光客)

 島の民宿で作っていたのは、タコ料理。タコをまるごと1匹使ったゆでダコは島の名物です。

 しかし、今年はある異変が起きていました。

名物のタコがない? 「たこ焼き」ができない

「今年は多少、量が少ない」(民宿 吉浜荘 鈴木春彦さん)

 タコが欠かせない、たこ焼き店では

「例年こちらのお店はこの時期営業していますが、今年は営業できていません」(中村夏望 記者)

 夏休みで観光客が賑わうこの時期、たこ焼き店の扉には「CLOSE」の文字が。

 店主が納得した大きさのタコを使い、たこ焼きを作っていたお店。今年はそれに見合ったタコがないというので、営業することができないといいます。

タコ漁師も危機感

「本当にやばい。去年が始まって以来の最低。今年はそれどころじゃない」(日間賀島の漁師)

 例年一番水揚げがある時期ですが、地元のタコ漁師は、ほとんど捕れないと嘆いています。

 では、一体なぜ不漁になったのか?この夏の猛暑の影響なのでしょうか?

「猛暑による水温の上昇とタコの不漁との関係はないとみられる」(愛知県水産試験場 担当者)

 結局のところ、猛暑と不漁との因果関係はよくわからないとのことです。

タコ不足 どうするの?

 タコ不足のため、こんな工夫も。

「タコ漁は1年やっているので捕れたタコは常に冷凍保存してお客さん(の注文)に対応している。タコは、一度冷凍し塩ゆでするとやわらかくて甘みが出ておいしい」(民宿 吉浜荘 鈴木春彦さん)

 タコの漁獲量が減っても冷凍保存してあるため、おいしいタコが食べられます。

 さらに、観光協会ではこんな作戦も。

「日間賀島ドルフィンビーチということで、毎日多くのお客様に来ていただいている。海水浴場で泳いでいるイルカに触れたり、(タコのつかみ取り以外にも)多くのアクティビティがある」(日間賀島観光協会 鈴木安博 会長)

 タコが自慢の日間賀島。様々なアイデアでこの夏のタコ不足を乗り切ろうとしています。

【中京テレビ 「キャッチ!」 8月6日放送より】

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