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岡山・新見の鍾乳洞「井倉洞」再開 土砂撤去、電気設備や駐車場復旧

8/7(火) 23:39配信

山陽新聞デジタル

 西日本豪雨で土砂が流入するなどの被害を受け、入洞を休止していた岡山県天然記念物の鍾乳洞・井倉洞(新見市井倉)が7日、再開した。同市が誇る観光地に県内外の家族連れらが涼を求めて訪れた。

 管理運営する同市出資の第三セクター・井倉洞によると、休止したのは7月5日。洞内は大量の雨水と高梁川の増水で浸水して照明などの電気設備が故障、入り口は流木でふさがれた。券売所は流され、駐車場は舗装がめくれ上がるなどの被害が出た。

 水が引いた8日から復旧作業に着手。洞内の土砂は鍾乳石を傷つけないよう手作業で撤去するなど、ボランティアの力も借りながら続け、電気設備や駐車場は復旧した。券売所は仮設し、事務所の一部で土産品やアイスクリームを販売できるようにした。

 再開初日は例年のほぼ半数になる約180人が入洞。子ども2人と訪れた真庭市の女性は「洞内は変わらず美しかった」と喜ぶ一方、再開のめどが立たない周辺の飲食店街について「今度は食事も楽しみたい」と気に掛けていた。