ここから本文です

阪神の広島戦苦戦は金本監督の“新井への意識過剰”が原因

8/8(水) 11:03配信

東スポWeb

【赤坂英一 赤ペン】広島3連覇の可能性が高まる中、気になるのがベテラン「新井さん」の去就だ。昨季も優勝マジックが点灯したころ、来季も現役を続行するのかと本人に質問。「やれるし、実際にできてますから、辞める理由はないです」と言われてホッとした。

 さて、今年はいつその質問をしようか、さすがにまだ早いよな、と思案していたら、チーム関係者にこう耳打ちされた。

「選手もコーチも、新井さんには来年も現役を続けてほしいと望んでいます。スタメンは1週間に一度ぐらいでも、シーズンを通して右の代打の切り札になる。いや、ベンチにいるだけで敵にプレッシャーを与えられる。それぐらい存在感があるんですから」

 その新井の存在感を誰よりも恐れているのが、実は阪神の金本監督だという。今季の広島は阪神に10勝4敗と大きく勝ち越しているが、その原因のひとつは「金本監督の新井に対する意識過剰にある」のだそうだ。

 試合終盤、広島のチャンスで左の松山に打順が回ると、大抵の相手は左のワンポイントリリーフを出してくる。が、金本監督は同じケースでも右投手を引っ張り、松山に痛打されることが少なくない。

 どうしてなのか。広島の選手や首脳陣が首をかしげていると、広島が阪神に勝った翌日、その疑問を氷解させる金本監督のコメントが新聞に掲載された。なぜ松山に左のリリーフ・岩崎をぶつけないのかと記者に質問され「そしたらすぐ新井が代打で出てくるやないか」と答えていたのだ。

 金本監督と新井との絆の強さは、ともに広島の先輩後輩だった選手時代から有名な話。金本監督が阪神へFA移籍したあと、新井もFA権を取得すると、すぐ阪神へ移ったほど。現在も仲の良さは変わらないが「それだけに余計、金本としては新井に活躍されたくないんじゃろう」と、ある広島OBはこう解説してくれた。

「広島に復帰した新井に目の前で打たれると、金本は悔しくて腹立たしくてならんらしいんよ。普段は仲がいい者同士ほど、試合になると絶対に負けたくないと思うもんじゃろう。それに加えて、金本は新井に何か複雑な感情があるんじゃないかな」

 とはいえ、金本監督も、内心では新井の来季現役続行を願っているはずだ(と思いたい)。

最終更新:8/8(水) 11:06
東スポWeb

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合8/21(火) 19:25

Yahoo!ニュース特設ページ