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翁長知事、意思決定に支障 職務管理者に両副知事 謝花副知事が会見

8/8(水) 17:49配信

琉球新報

 謝花喜一郎副知事は8日、県庁で緊急の記者会見を開き、翁長雄志知事の病気療養のため、謝花副知事が今月8日から12日までの間、富川盛武副知事が13日から当分の間、知事の職務を代理すると発表した。

 翁長知事は4月に膵臓がんの手術を受け、5月15日の退院以降、抗がん剤治療を受けながら、公務を務めてきたが昨日から徐々に意思決定に支障を来たし、意識が混濁している状況となったという。

 謝花副知事は「翁長知事は、かねてより自らが意思決定できない状況になったならば、速やかに職務代理を置き、県政運営に万全を期すよう我々に伝えており、主治医とも相談の上、職務代理を置くこととした」と説明した。翁長知事は7月30日から再入院している。肝臓への転移が見つかったという。知事の復帰の可能性については「1日も早い回復を待ちたい」と答えた。

 謝花副知事は翁長知事の辞職について「それはありません」と否定した上で、知事は職務を全うするのかという質問には、「翁長知事は『かねてから任期の4年間、1日1日公務を着実に実施し、県民の付託に応えたい』と話しており、その意識は持っている」と答えた。ただ、琉球新報による関係者への取材では公務復帰は難しく、辞職する見通し。

 辺野古の新基地建設を巡り、今月11日には「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」(辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議主催)が開かれるが、知事の出席について謝花副知事は、「知事の出席は難しいと考えているが、私が代理出席し、知事が考えていたメッセ―ジを読ませて頂きたい」と話した。

琉球新報社

最終更新:8/12(日) 19:38
琉球新報