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ウィリアム・フリードキン「恐怖の報酬」121分の4K完全版が日本初上映

8/8(水) 12:01配信

映画ナタリー

ウィリアム・フリードキンが監督を務めた「恐怖の報酬」が4Kデジタルリマスター化。日本初公開となるオリジナル完全版となって11月24日より、全国で順次封切られる。

アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが1953年に発表し、第6回カンヌ国際映画祭でグランプリと男優賞、第3回ベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得した同名映画をリメイクした本作。祖国を追われ南米に流れてきた4人の犯罪者は、1万ドルという報酬と引き換えにある仕事を引き受ける。それは300kmほど離れた火災発生中の油田へ、大爆発しかねない消火用のニトログリセリンを運搬することだった。彼らは2台のトラックでジャングルの奥地へ進んでいく。

ユニバーサル・ピクチャーズとパラマウント・ピクチャーズの共同出資という形で、2000万ドル(現在の100億円相当)をかけて製作されたフリードキン版「恐怖の報酬」。3大陸5カ国でロケを行い、2年を超える製作期間を費やした。しかし日本をはじめ北米以外では、フリードキンに無断で約30分がカットされた92分の短縮版が配給されてしまう。さらには共同出資が原因で権利者不明状態に陥り、長きにわたって世界的に上映不可という憂き目に。北米以外ではDVDも発売されなかった。しかしフリードキンは2011年、自らユニバーサルとパラマウントを相手に訴訟を起こし映画の権利者を特定。そして2013年に、121分となるオリジナル完全版の4Kデジタル修復に着手した。

「恐怖の報酬(オリジナル完全版)」は東京・シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかでロードショー。キャストにはロイ・シャイダー、ブリュノ・クレメール、フランシスコ・ラバル、アミドゥらが名を連ねている。



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最終更新:8/13(月) 11:56
映画ナタリー