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「Android 9 Pie」正式リリース エンタープライズ機能を大幅強化

8/8(水) 15:40配信

@IT

 Googleは2018年8月6日(米国時間)、最新モバイルOS「Android 9 Pie」を正式発表した。既に同社の「Pixel」シリーズスマートフォンへのβ版のOTA(無線経由)アップデートを開始した。2018年秋から幅広いデバイスで利用できるようになる見込みだ。

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 同OSでは、エンタープライズ機能が大幅に強化されている。

 Android 9はAI(人工知能)ベースの生産性ツールや、強化されたセキュリティ機能、Digital Wellbeing(健全なデジタル生活)を促進する新機能、さまざまなユースケースのサポートを提供する。

 Android 9では、仕事用のアプリは、「All Apps」メニュー内でタブにまとめられており、見つけやすく、個人用アプリとはっきり区別されている。仕事用プロファイルと個人用プロファイルの両方に含まれるアプリについては、仕事用と個人用のどちらで使うかをアプリ内で切り替えることができる。

 Android 9ではDigital Wellbeingに重点が置かれており、仕事用プロファイルでも新しいトグル機能により、仕事用のアプリと通知を素早く簡単にオフにできる。

 Android 9では、「Dashboard」(ダッシュボード)や「Do Not Disturb」のようなDigital Wellbeingツールも提供される。Do Not Disturbでは、デバイスの使用状況をモニタリングし、視覚的に操作の妨げになるものを全て個別にオフにできる。現在、Pixelデバイスでこうしたツールのβ版を利用できる。

AIを活用してお勧めのアクションを提示

 Android 9では、AIベースの機能である「アプリアクション」を導入した。ユーザーのコンテキストに基づいて、お勧めのアクションを表示する機能だ。アプリアクションはAndroidランチャーや、スマートテキスト選択、Google検索アプリ、Googleアシスタント、Playストアの利用時に、お勧めのアクションを表示する。

 例えば、従業員が仕事をしていると、Googleドライブのフォルダを共有するよう勧められるかもしれない。

 アプリアクションは時間とともに、ユーザーごとのデバイスの使い方を学習し、個人用と仕事用のアプリの両方でアクションを勧める。

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最終更新:8/8(水) 15:40
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