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史上初、元プロボクシング日本王者がプロレスデビュー 元ミドル級王者・鈴木悟「42歳にして挑戦です」

8/8(水) 13:32配信

スポーツ報知

 元プロボクシング日本ミドル級王者の鈴木悟(42)がプロレスデビューすることが8日、決まった。元プロボクシング日本王者の実績を持つボクサーのプロレス挑戦は、鈴木が初となる。

 デビュー戦は、プロレスリングHEAT―UPの10月31日、神奈川・川崎市の「とどろきアリーナ」大会に決定した。この日、川崎市内で会見した鈴木は「42歳にして挑戦です。ボクシングからK―1に行った時もそうですし、すべて周りが何やってんだって言われてもやってきた。格闘技が好きなんです」と意気込んでいた。

 鈴木は、97年にプロボクシングデビューし、翌98年に全日本ミドル級新人王を獲得。2000年に保住直孝を破り日本ミドル級王座を奪取、以後、9連続防衛に成功し03年7月に王座陥落するも05年2月に再び同王座を獲得した。05年10月からはK―1に転向し魔裟斗ら強豪と対戦。10年からシュートボクシングに参戦し11年9月に日本スーパーウエルター級王座を獲得し、ボクシングとシュートボクシングの異種格闘技で2冠王を達成した。

 今回のプロレスデビューは、鈴木の知人から格闘技団体「ドージョーチャクリキ・ジャパン」にプロレス挑戦への打診があったことが発端となった。鈴木の「格闘家がプロレスリングのリングにゲストで上がったような形ではなく、プロレスリングの基本からきっちり学びたい」という熱意を受け、チャクリキ関係者が2012年12月に設立し若い選手が切磋琢磨している道場を持つプロレスリングHEAT―UPが最適であると判断。今年に入りトレーニングを開始した。

 このほど、HEAT―UP代表でありエースの田村和宏(38)がデビューへゴーサインを出し、HEAT―UPの「とどろきアリーナ」大会での初陣が決定した。

 プロレスは幼い頃からファンだったいう鈴木は「猪木さんと藤波さんとハルク・ホーガンとスタン・ハンセンが大きくて派手で好きだった」と振り返り、今回の挑戦をボクサーになる時に「ボクサーになるかキックボクサーかプロレスラーになるか自分の中で3択があった。ボクサーとキックボクシングはやったのであと、やっていないのはプロレスなので、そこにトライしたかった」と明かした。

 デビュー戦はタッグマッチで鈴木は、飯塚優(21)と組んで、現BJW世界ストロングヘビー級王者で2017年東京スポーツ制定プロレス大賞技能賞の鈴木秀樹(38)、渡辺宏志(27)組と対戦する。鈴木秀は「デビュー戦で与えられるような感動は与えません。鈴木悟選手に教えてあげたいことは、きれいなことはリングに中にありません。ボクは急所も蹴ってかみつきもして目潰しもします」と挑発していた。

 この発言を受け鈴木悟は「これもプロレスなんだなと思います。大先輩ですが、戦う以上は対処していきたい。急所攻撃、噛みつき攻撃されるんだったら殴ってもいいんじゃないか」と気持ちを引き締めていた。

 ◆鈴木 悟(すずき・さとる)1976年3月3日、東京都八王子市生まれ。42歳。プロボクシング戦績は、29戦23勝(15KO)6敗。キックボクシング戦績は、23戦8勝(6KO)15敗。身長183センチ、体重70キロ。

最終更新:8/10(金) 8:44
スポーツ報知