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飛距離で負けてもメジャーに勝てる!? 時松隆光は日本のザック・ジョンソンになれるか

8/8(水) 11:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

国内男子ツアーで賞金ランクトップを走る時松隆光は、7月に入り全英オープン、WGCブリヂストン招待と世界のフィールドで新たな挑戦をしている。今週は全米プロに挑む時松が世界で活躍するカギをゴルフスウィングコンサルタントの吉田洋一郎が分析する。

全米プロ初出場! 時松隆光のドライバー連続写真

PGAツアーでも通用する正確性

初出場の全英オープンは7オーバーで予選落ちしたものの、ファイヤーストーンCCで行われたWGCブリヂストン招待で松山英樹と並んで1オーバーで日本人トップタイの成績を収めた時松隆光。JGTOで平均飛距離275ヤードの時松は欧米のトップ選手にティショットで置いていかれる場面は多々あったものの、飛距離のハンディキャップを正確なショットでリカバリーする場面がみられました。

PGAツアーでは飛距離が求められるコースセッティングが多々ありますが、正確性を重視する状況も多く、そのような試合にハマれば十分に勝機はあると思います。

WGCブリヂストン招待が開催されたファイヤーストーンCCは7400ヤード、パー70としっかりと距離がありますが、昨年現地で取材した時に感じたのは距離に加えピンポイントで狙えるショットの正確性が要求されることです。

モンスターと呼ばれる16番ホール667ヤードパー5は、飛ばし屋でもグリーン周りに池が絡み2オンすることはなかなか難しいため、3打目をいかにいい場所で打てるかがカギになります。そのため、ティショットは飛距離よりも10ヤード幅の右サイドの傾斜に正確なショットを打つことが必要になります。このような状況ではロングヒッターよりも正確性が武器の時松の長所が活きてきます。

今後、海外ツアーの経験を増やし日本と異質の芝への対応方法を学ぶことで、成績を伸ばしていく可能性があります。

時松とジョンソンの共通点

飛距離という武器を持たない時松ですが、PGAツアーには飛距離のハンディを克服する選手がいます。その中の一人、マスターズ、全英オープンを制したザック・ジョンソンは175センチ、73キロでドライバーの平均飛距離は280~285ヤードとPGAツアー150位前後の飛ばない選手として知られています。しかし、正確なショットと勝負強いパッティングで42歳にして一線級の選手として活躍しています。

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