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花屋の一角を保護猫シェルターに 保護・譲渡に取り組む

8/8(水) 11:13配信

sippo

◆奥康子さん

 保健所に収容された猫の保護や里親への譲渡、野良猫に不妊手術を施す活動を行っている。本業は花屋の経営で、フラワーアーティストとしても活動している。

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 6年前のある朝、経営する和歌山市内の花屋の前で血まみれでぐったりした1匹の捨て猫を見つけ、保護した。病院で治療し、チビタと名付けて飼うことにした。「近くで40匹以上の猫が飼育放棄されており、チビタはそのうちの1匹だったと後で知りました」。チビタとの出会いをきっかけに、自ら費用を捻出し野良猫に不妊手術を行う活動を始めた。

 一昨年、店舗の一角を猫の保護シェルターに改装し、本格的な保護活動や譲渡会を始めた。昨年にはクラウドファンディングで支援を募り、猫エイズや白血病にかかった猫を隔離保護できるように自宅を改装した。

 地道に活動を続けるなかで、ボランティアや動物病院の協力も得られ、寄付も集まるように。これまで450匹以上を里親に送り出した。現在も約30匹が新しい家族を待つ。「実は猫より犬派。可愛くても里親に出します。だから続けられるのかも」

 野良猫で困っている地域からの相談も受けている。昨年7月には和歌山市内の七曲市場、10月には紀伊団地で、野良猫を捕獲して不妊手術を施す取り組みにアドバイスし、繁殖を抑えることに成功した。「人間が作り出した不幸な命が犠牲になるのは決して見逃せない。迷惑だと思う人こそ行動してほしい。解決方法を伝えたい」

sippo(朝日新聞社)

最終更新:8/8(水) 11:13
sippo