ここから本文です

北朝鮮では、10人に1人が「現代の奴隷」として働かされている ――最新レポート

8/8(水) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・北朝鮮ではその抑圧的な体制を支え、人口を厳しく統制するために、10人に1人が強制的に“現代の奴隷“にされている。

【全画像】北朝鮮では、10人に1人が「現代の奴隷」として働かされている ―― 最新レポート

・オーストラリアの人権団体「ウォーク・フリー・ファンデーション(Walk Free Foundation)」がまとめた報告書『2018 Global Slavery Index』によると、北朝鮮では260万人以上が強制労働や国による搾取の対象にされている。

・同団体は50人の脱北者にインタビューを行い、その多くが労働に対する報酬は支払われなかった、もしくは国による減俸の対象になっていたと語った。

・ウォーク・フリー・ファンデーションのグローバル・リサーチ担当、フィオナ・デービッド(Fiona David)氏はBusiness Insiderの取材に対し、北朝鮮と関わりを持つときにはこのデータを考慮に入れなければならないと語った。


最新の調査によると、北朝鮮ではその抑圧的な体制を支え、人口を厳しく統制するために、10人1人が奴隷のような暮らしを強いられている。

オーストラリアの人権団体「ウォーク・フリー・ファンデーション」がまとめた報告書『2018 Global Slavery Index』によると、“現代の奴隷“は北朝鮮やその他の抑圧的な体制下で最も広まっていることが分かった。だが、先進国も強制労働によって作られた3540億ドル(約39兆円)相当の製品を輸入することで、それに加担しているという。

北朝鮮では人口2500万人のうち260万人以上が“現代の奴隷“にされていて、その人口比率は世界で最も高くなっている。大半は報酬を保証されることなく、強制的に働かされているという。

世界全体では、約4030万人が“現代の奴隷“状態にあると見られている。“現代の奴隷“は、強制労働や借金による束縛、強制結婚、奴隷もしくは“奴隷のような扱い“、人身売買に苦しむ人々と定義づけられている。

ウォーク・フリー・ファンデーションは世界中のさまざまな形態の奴隷状況を監視し、その撲滅を目指している。鉱業で財をなしたオーストラリアのビリオネア、アンドリュー・フォレスト(Andrew Forrest)氏によって設立された。

1/2ページ