ここから本文です

ANA、9月から国内線593便欠航 羽田は対象外、787エンジン問題余波

8/9(木) 14:40配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は8月9日、ボーイング787型機が使用するエンジンの整備作業の影響により、9月1日から10月27日までの57日間で、国内線を593便欠航すると発表した。約1万5300人に影響が出る見通し。

◆羽田路線欠航なし

 欠航の対象となるのは、中部発着の福岡と那覇の各線と、福岡-宮崎、那覇-石垣、関西-札幌の計5路線。このうち、期間中の欠航が最も多いのが中部-福岡線の224便で、福岡-宮崎線の114便、関西-札幌線の113便と続く。9月からの欠航対象には、羽田発着の旅客便は含まれていない。

 1日あたりの欠航便数では12便が最も多く、9月3日から5日までなど計23日間で設定。最も少ないのは、10月18日の6便となる。

 今回の欠航対象となる路線は、737など787以外の機材で運航している。これらの機材を787で運航する国内線に代替投入することで、欠航が発生する。

  9月1日から10月27日までは、提携するオリエンタルエアブリッジ(ORC、NGK)が臨時便を運航し、ANAの欠航分を補う。

 機材繰りなどにより、貨物便も欠航する。787で運航する羽田-佐賀線と、777で運航する羽田-札幌線の2路線で、9月1日から10月27日のうち、9月18日と25日、10月9日を除く火曜と水曜、木曜、金曜、土曜の38日間で、76往復152便が欠航となる。

◆国内・国際で累計1802便欠航

 ANAは787のエンジン整備の影響により、7月6日から国内線の一部を欠航。今回の発表分を含め、国内線は累計で1590便が欠航し、約17万4300人に影響が出る見通し。

 9月からは、一部国際線も欠航する。成田-ロサンゼルスと香港線、中部-香港線の3路線が対象で、57日間で212便を欠航し、約1万6500人に影響が出る見込み。国内線と国際線を合わせると、欠航便は1802便となり、約19万800人に影響が出る見通し。

 8月までの欠航便数は、1日あたり17.5便で、2800人程度に影響が出ている。9月以降は国内線・国際線合わせて、1日あたり14.1便程度が欠航となるものの、影響人数は560人程度となる見込み。

 10月28日から始まる冬ダイヤでは、国際線同様、運航スケジュールを見直すことで欠航便の発生を抑える。

Yusuke KOHASE

最終更新:8/9(木) 16:41
Aviation Wire