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九州初「加害者家族」相談会

8/9(木) 20:28配信

RKK熊本放送

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9日まで3日間、熊本と福岡で「加害者の家族の相談会」が開かれていました。

加害者家族を支援している、NPO法人ワールド・オープン・ハートの阿部恭子代表です。

刑事事件の加害者の家族は、誹謗中傷にさらされ、周りに悩みを打ち明けづらく、自殺に追い込まれたケースも少なくありません。

阿部さんは、10年前に国内で初めて、加害者家族の支援団体を仙台市内で設立し、これまで、全国およそ1500組の相談を受けてきました。

「九州で(相談)事例が多いので前から気になっていた」「いじめや村八分のようなものを受け、精神的に生きづらい。あとは仕事がない」(阿部恭子代表)

9日まで3日間、熊本市内で相談会が開かれていました。3日間で4組が阿部さんを頼り、家族が逮捕・起訴され、これから裁判を迎える中で、自分達に出来ることを教えて欲しいといった相談に応じました。

阿部さんは「加害者家族への支援は、加害者の再犯防止に繋がる」と考えています。しかし、九州では加害者家族を支援する組織はありません。

昨夜、阿部さんは、弁護士などに集まってもらい、加害者家族に関する勉強会を開きました。そして、誰でも、加害者やその家族になる可能性がある、決して他人事でないと訴えました。

「加害家族がどんなことで困っているのかというところにきちんと目を向ける必要があると思った」(勉強会の参加者)
「シンポジウムを開催するなど地道な活動をずっと続けて支援の必要性は伝えていきたい」(阿部恭子代表)

犯罪の数だけ加害者家族がいる。阿部さんは熊本に支援の受け皿を作ろうと奮闘しています。

RKK熊本放送

最終更新:8/9(木) 20:28
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