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フィリピンで新型ジープニー定期運行へ Wi-Fiや防犯カメラなど装備

8/10(金) 7:15配信

SankeiBiz

 フィリピンのマニラ首都圏では、交通近代化プログラムの一環として、電子装備の新型ジープニー2000台が今年末までに定期運行される予定だ。

 これまでの伝統的なジープニーは、ホロ付き小型トラックのようなスタイルで後部荷台側のみが乗客出入り口だったが、現地紙マニラ・タイムズによると、新型ジープニーは初めて車体に側面ドアを取り入れた。車高があり、立ち乗り客用の空間を設けたことも特徴だ。

 また、料金自動収受システム、スマートフォンなどとインターネットとの無線接続が可能なWi-Fi、衛星利用測位システム(GPS)、防犯カメラも加わった。運転手にとってはスピードリミッターにドライブレコーダーと安全対策も万全だ。

 フィリピン運輸省は、タクロバン(レイテ)とパサイ(マニラ首都圏)の運行会社に約200台の新型ジープニーを配備し、すでに試験運行を実施している。

 現在、マニラ首都圏のジープニー料金は最初の4キロが9ペソ(約18円)だが、新型ジープニーの標準最低運賃は10ペソで、1キロごとに2ペソが加算される規定だ。交通省は、新型ジープニーの料金について、距離制やエアコン装備の有無などによる加算料金を認めるもようだ。

 マニラをはじめとするフィリピン都市部でのジープニーは、第二次大戦後に進駐した米軍の払い下げジープを改造したものが発祥だ。その後、中小の車体メーカーが、中古小型トラックに改造ボディーを載せて独自のデザインを競い合ってきた。(シンガポール支局)

最終更新:8/10(金) 7:15
SankeiBiz

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