ここから本文です

「国民民主党」は元はどの党だったのか覚えていますか? 政党助成金の受取りでも話題になった党の移り変わり

8/9(木) 7:01配信

選挙ドットコム

小池代表の離脱と希望の党の分党、国民民主党の誕生

衆院選の翌月となる2017年11月、「希望の党」の共同代表を選出する選挙が行われ、玉木雄一郎氏(香川2区)と大串博志氏(佐賀2区)の両名が立候補して玉木氏が当選しました。これで小池百合子氏と玉木雄一郎氏の2枚看板で党を運営してゆくことになるかと思いきや、共同代表選の4日後に小池氏は党代表の辞任を表明。後に特別顧問というかたちで党には残りましたが、運営からは離脱することとなります。

自民党・公明党が多数を占める国会で、政策を前に進めるために玉木代表は民進党と統一会派を結成すべく模索をしていましたが、安保関連法や改憲についての考え方の違いから希望の党の党内から反発を招き、会派結成を断念。この際の党内不和が引き金となり、希望の党は民進党との「合併推進派」と「反対派」に二分されてしまいます。

結果的に希望の党は2018年5月7日をもって解党、民進党と合流する玉木氏を中心とした勢力は「国民党」を結党する一方、松沢成文氏(参院神奈川)や中山成彬氏(比例九州ブロック)、中山恭子氏(参院比例)ら保守色が強い5名は新たに「希望の党」を結党しました。翌8日、国民党は民進党と合流し、民進党は「国民民主党」に名称変更したのです。ややまわりくどい手続きを踏んでいますが、これは「国民民主党」が「旧・希望の党」の政党助成金の一部を受け取りつつ、「民進党」の政党助成金も受け取り、かつ「新・希望」の党も「旧・希望の党」の政党助成金の一部を受け取ることができるようにするためである、と指摘されています。

しかし残念なことに旧・希望の党から国民民主党にも新・希望の党にも合流しない議員も数多くいたため、所属議員数は衆参合わせて62議席となり、立憲民主党の63議席に届かず、現状は旧・希望の党時代と変わらず野党第2党です。

代表選の行方はどうなる

結党からしばらくは、「旧・希望の党」代表の玉木雄一郎氏と、「旧・民進党」代表の大塚耕平氏(参院愛知)の共同代表体制をとっていましたが、7月の国民民主党総務会において9月4日に代表選挙を実施することを決めました。この選挙には大塚氏は立候補せず、玉木氏と所属議員の津村啓介元内閣府大臣政務官(比例中国・岡山2区)の一騎打ちとなる見込みです。

宮原ジェフリー

2/2ページ

最終更新:9/6(木) 17:13
選挙ドットコム

あなたにおすすめの記事