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【マンガで分かる】持病の持つ当事者議員だからこそ分かる、困難を抱えて生活するということ

8/9(木) 12:20配信

選挙ドットコム

(執筆:大田区議会議員 おぎの稔)
大田区議会議員のおぎの稔と申します。今回は私が2015年の初当選以来、取り組んできた
「精神障害」について、大田区議会での取り組みなども合わせてご報告いたします。是非、皆様にもご一緒に考えて頂ければ幸いです。

私はこれまでに何度も精神疾患や障害をテーマとして取り上げてきました。それには理由があります。それは私自身が「てんかん」という持病を持ち、運転免許取得や定期的な服薬などを行ってきたためです。
自身が今まで生きてきた経験、また持病を巡る状況などからも、見た目ではわかりづらい持病や疾患を抱えた方の生きづらさ、苦労などについてはもっと広く周知していかなければならないと考え、議会内外で情報発信を続けています。

以下にご紹介するマンガでは、学校教育の中でそういった課題について取り扱うべきだと質問をした内容を本にしています。

以前、大田区議会で外見的・表面的には判断の難しい持病や疾患への教育の重要性について質問をしたところ、大田区の教育長からは「見た目では判断しにくい困難を抱えた方々の生きづらさその困難を乗り越え、前向きに生きる姿に学ぶことも児童・生徒が見落としがちな人々の存在に気づかせ、またみずからの生きる力の育成につながる大切な取り組みと考えます。」とご答弁を頂きました。こうした、困難を持たない生徒にとっても、困難を抱えた方への教育を行う事に意義がある事について、同じ認識を持てた事は、有難い事です。

さて、これら精神障害や各種疾患に分類されるものは、障害や疾患として定義されてから日が浅く、また他の障害や疾患に比べて認知が十分でないため、支援・啓発などの体制が万全に整っているとは言いがたいのが現状です。支援する側にも、接する方にもまだ判断に迷う部分などがあるのではないでしょうか。
 
労働の分野においても、法定雇用率の計算に精神障害者の方が加わり、精神疾患・障害の社会的認知や関心が高まっています。大田区でもも精神障害者の手帳取得件数は5年で1000人以上と増えています。ハードの観点とは別に、精神疾患や障害を抱えた方の為、心のバリアフリー、フトの視点も今後重要になってきます。
一方で見た目では判断できない困難を持った方々の中には、あえて当事者であることを申告しないケースもあります。理解・啓発の促進には身体・知的障害とはまた異なる困難さがあると考えるべきでしょう。

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最終更新:8/9(木) 12:20
選挙ドットコム