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池江璃花子「自由形は弱い」不安乗り越え銀メダル獲得

8/9(木) 23:36配信

スポーツナビ

 水泳のパンパシフィック選手権の第1日が8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル自由形決勝では池江璃花子(ルネサンス)が1分54秒85のタイムで自身の持つ日本記録を更新し、銀メダルを獲得した。優勝はテイラー・ラック(カナダ)で1分54秒44。

 今年に入り日本記録を15回更新し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け抜けてきた池江。しかし久々の主要国際大会とあってか、「決勝前は緊張していてメダルも自己ベストも出ないんじゃないかなと思いました」との心境を吐露した。さらに「予選は自分のなかでいままでで一番速いタイム(1分57秒43)でしたが、全体7位だったので、自由形は世界では弱いんだな」と弱気になったことを明かした。

 しかしいざ水中に飛び込むと、不安を感じさせない泳ぎで首位争いを演じる。最後はリオデジャネイロ五輪金メダリストのケイティ・レデッキー(米国)に競り勝ち、自身初となる主要国際大会でのメダル獲得を果たした。

 不安を覚えながらもしっかりと結果を残したが、「逆にそれが良い感じにリラックスできた。変なプレシャーがないからこそ、こういう結果、順位がついてきたんじゃないかと思います」と、池江は分析する。

 銀メダルという結果に関しては「素直にすごくうれしい」と言いつつ、「カナダの選手の国家斉唱を聞いて、自分で『君が代』を流せるようになりたいなと思いました」ともコメント。表彰台の中央への思い入れは強い。世界の舞台でも不安をものともせず力を発揮した池江。翌日以降も多くのレースを控えているが、国際舞台で『君が代』を聞ける時は近いうちに訪れるかもしれない。

最終更新:8/9(木) 23:36
スポーツナビ