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何が起きている? アメリカの書店で今、ものすごく売れているのは「不安」に関する本だった

8/9(木) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・アメリカの書店チェーン大手「バーンズ・アンド・ノーブル(Barnes & Noble)」によると、アメリカでは不安との付き合い方に関する書籍の売り上げが、1年前に比べて26%も増えていることが分かった。

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・この売り上げデータは、「不安だらけの国」で高まるストレスとうまく付き合うための実用書やツールキットに顧客が引き寄せられていることを示している。

・「不安とどう付き合っていくか、その実践的な方法が分かるような本をバイヤーが並べてみると、不安に関するカテゴリーは本当によく売れました」バーンズ・アンド・ノーブルの販売担当のシニアディレクター、リズ・ハーウェル(Liz Harwell)氏はプレスリリースに書いている。

書店チェーン大手のバーンズ・アンド・ノーブルは、“不安“をチャンスに変えている。

同社は1日(現地時間)、6月時点の不安に関する書籍の売り上げが1年前に比べて26%増えたと、プレスリリースの中で述べた。このカテゴリーのベストセラーには、不安との付き合い方に関する実用書、ツールキット、自己啓発書が含まれているという。

「不安とどう付き合っていくか、その実践的な方法が分かるような本をバイヤーが並べてみると、不安に関するカテゴリーは本当によく売れました」バーンス・アンド・ノーブルの販売担当のシニアディレクター、リズ・ハーウェル氏はコメントした。

ただ、全ての州が同じようにストレスを感じているわけではない。カリフォルニア州、ミシガン州、マサチューセッツ州で不安に関する書籍への関心が最も大幅に高まったのに対し、テキサス州、ノースカロライナ州、フロリダ州では関心が大幅に低下している。

バーンズ・アンド・ノーブルは、不安との付き合い方に対する関心がなぜこれほど急に高まったのか、その原因を解き明かしてはいないが、本を買うということは何かしらの解決策を人々が求めているのだろうと述べている。「この売り上げデータから、わたしたちは不安だらけの国に暮らしているのかもしれません。ただ、ありがたいことに国中の本のバイヤーたちも自身のストレスの解決策を探しています」ハーウェル氏は言う。

不安に関する書籍だけでなく、バーンス・アンド・ノーブルではファンタジーのジャンルで10%、幸せ探しのカテゴリーで83%、それぞれ売り上げが伸びているという。

[原文:Barnes & Noble says books about anxiety are trending because 'we may be living in an anxious nation' (BKS)]

(翻訳、編集:山口佳美)