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「ビューティフル」“霊柩車”に魅せられたアメリカ人 悩みは「自動車関税」

8/9(木) 15:30配信

FNN PRIME

トランプ政権の自動車関税への懸念が高まる中、茂木経済再生担当大臣は9日、ワシントンを訪問して、アメリカ政府との通商協議に臨みます。自動車関税が与える影響についてアメリカ国内の輸入業者を取材しました。

【画像】本当に霊柩車なのか?中を確認

こんなところに日本の霊柩車?

アメリカ東部、バージニア州。自動車関税の影響を取材するために、のどかな田舎町にある自動車ディーラーを訪ねました。

首都ワシントンからアパラチア山脈沿いに車を走らせること5時間。日本人はもちろん、アジア人もあまり見当たらない地域です。店内に入ると、レトロな車、約600台がずらり。

しかし、真っ先に目を引いたのはこちらです。

日本で使われている霊柩車です。レプリカなどではなく、車体の横には「限定」「○○葬祭センター」の文字、内装もそのままで実際に使われていたものです。

40年あまり、この地で日本車ディーラーをしているオーナーのダンカンさんに話を聞いてみました。

「(霊柩車は)一台1万ドル~1万8000ドル(日本円で約110万円~200万円)だ」
「美しいでしょう。日本のお城がいかに華麗だったか、日本を旅行したときのことを思い出す」

“日本の美”を霊柩車に重ね合わせているようでした。

さらに屋外に出ると、見慣れた真っ赤な車体も販売されていました。それは消防車両でした。

こちらは1台1万2900ドル(日本円で約140万円)

霊柩車は12台、消防車両20台あまりを扱うというオーナー。実際に使っているアメリカ人はいるのでしょうか。

どんな人が購入するの?

オーナー曰く「(霊柩車に関心を持つ人は多い?)ノーだ。」

やはり霊柩車は、なかなか売れないようですが、カリフォルニア州の葬儀場経営者や、ニューヨークの方が購入したのだとか。

一方、消防車の方は…

「ワイナリーが購入しようとしている。火事に備えるのかは分からないけどね」

ここバージニアはワインも有名ですが、ワイナリー農家の方が購入を検討しているとのこと。ブドウ畑に消防車、少し不思議な組み合わせに思えます。オーナーによると、こうした消防車両などは、日本で現役を引退した後に輸入したもの。役目を終えた車が遠く離れたアメリカで第2の「人生」を送っているのです。

記者   「なぜ日本のクラッシックカーを販売している?」
ダンカン氏「お客さんはこれまで見たことがないだろう。客は日本の品質を知っているんだ」

手頃な値段でレアなコレクションが手に入る「走る芸術品」
オーナーのダンカンさんは日本のクラシックカーの魅力をこう語ります。

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最終更新:8/9(木) 15:30
FNN PRIME