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バルセロナとアヤックス、デ・ヨングに関する条件付き合意

8/9(木) 21:00配信

SPORT.es

バルサは若きオランダ人MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を進めるため、アヤックス・アムステルダムと条件付きの基本合意を取り付けることに成功した。この合意は、エリック・テン・ハーグ率いるチームが、8月30日に組み合わせ抽選が行われる2018/19シーズンのチャンピオンズリーグ本戦出場を決めるかどうかという点にもかかっている。

SPORT一面『バルサ、デ・ヨング獲得に向けてアヤックスと協定』

■合意に向かう
アヤックスはデ・ヨングがヨハン・クライフ・アレーナでプレーを続けることを願っている。しかしながら、バルセロナが同選手の獲得を決意していることを理解している。選手自身はアヤックスへの忠誠を誓っているものの、キャリアのステップアップのためにはアスルグラナのユニフォームを着るべきということを理解しており、レオ・メッシと共にでプレーできる可能性に夢を抱いている。

あらゆる面で合意に折り合いを付けるべく、ディレクターを務めるマルク・オフェルマルスはバルセロナからの思慮のある提案を受け入れた。チャンピオンズへの出場が決まった場合、今夏のデ・ヨング移籍を断念するというものだ。すなわち、移籍に関する交渉は2019/20シーズン前に、制限なく行うことができるということである。

■アヤックスの優先事項
オフェルマルスにとって最優先はチャンピオンズリーグのグループステージ出場であり、チームやデ・ヨングの集中を削ぐ何事に関しても受け入れるつもりはない。もし目標を達成した場合、希望はデ・ヨングの残留であり、大会を戦う上でも貴重なタレントを失いたくはないようだ。

間違いなく、バルセロナにはこれ以外のオプションはない。デ・ヨングとアヤックスの契約は2022年6月30日までで、戦略は中期的なものにならざるを得ない。

一方で、デ・ヨングの21歳という年齢を踏まえれば、獲得を1年見送ってアヤックスで最大限成長するのを待つというのは、バルサにとっても悪い選択肢ではない。

■スタンダールの手にかかる?
アヤックスは8月14日、スタンダール・リエージュとCLプレーオフ3回戦の2ndレグを戦う。1stレグは2-2のドローに終わっている。スタンダールに勝ったとしても、スラヴィア・プラハかディナモ・キエフという難敵が待ち受けている。

いずれにしても、バルセロナは移籍金として約5,000万ユーロ(約64億4,000万円)を用意しておく必要がある。今後の可能性や、代えのきかないセルヒオ・ブスケツのバックアップになることを考えても、素晴らしい投資となるだろう。

■経済面がカギ
フレンキー・デ・ヨングは監督エリック・テン・ハーグにとって代えのきかない選手である。しかしながら、同監督とオフェルマルスはクラブの財政が緊張状態にあるのも理解している。

放出したのはジャスティン・クライファート(→ローマ)のみで、アヤックスは今夏複数選手を獲得している。中でもダレイ・ブリント(←マンチェスター・ユナイテッド)の再獲得は莫大な移籍金を費やした。

したがって、アヤックスはCL出場による収入か、選手の売却によって赤字を回避せねばならない。もし出場権を逃せば、今夏の移籍も現実味を帯びるだろう。

(文:SPORT)

SPORT.es

最終更新:8/9(木) 21:00
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