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統一派団体の代表、出国禁止に 中国から資金を得た疑いで/台湾

8/10(金) 14:39配信

中央社フォーカス台湾

(台北 10日 中央社)台北地方検察署(地検)は9日、中国との統一を支持する「中華統一促進党」の張安楽総裁と次男の張イ氏を事情聴取し、中国当局から活動資金を得る政治献金法違反などの疑いで出国禁止とした。(イ=王へんに韋)

台湾東部地震発生後の2月17日、東部・花蓮県の被災地を訪れ、約1000万台湾元(約3600万円)の義援金を寄付した張安楽氏。取り調べの後で取材陣に、当時の資金源について尋ねられると、「自分の金を使った。いけないのか」と答えた。また、検察が7日に台北市の党本部を家宅捜索したことについて、独裁体制下ではない現在、野党の本部捜索は政治的介入だと訴えた。

張氏は「白狼」の異名で知られる元暴力団幹部。1996年に中国に渡った直後、組織犯罪防制条例違反などの容疑で指名手配された。国民党・馬英九政権時代の2013年に帰台。16年5月の民進党・蔡英文政権発足後は、数度にわたり支持者を率いて抗議活動を行うなど、政府との対立姿勢を強めている。

(王揚宇/編集:塚越西穂)

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