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中学で薄毛、仲間は陰口…「アンタッチャブルな空気」壊すため金髪に 逆転の発想で自分救った大学生

8/11(土) 7:00配信

withnews

 【#withyou~きみとともに~】

 14歳のころから、薄毛に悩んできた大学生がいます。中高時代は、学校で容姿について陰口をたたかれるなどして、人前に立つ自信を喪失。行事への参加を諦めたこともあります。しかし「周囲の『アンタッチャブルな空気』を壊したい」と、あえて金髪にする逆転の発想で、前向きさを取り戻しました。薄毛のコンプレックスや、当事者をさげすむ風潮と、どのように向き合えば良いのか。聞いてみました。(withnews編集部・神戸郁人)

【画像】髪でなく個性を伸ばせ!「まぶしい」とバカにされた薄毛を生かそう 劣等感超越するファッション術

全部読めなくてもいいです、これだけ覚えておいて

【ぽじはげぶっださんのメッセージ】
・頑張った経験を重ねれば劣等感から抜け出せる

・素の自分を受け入れてくれる環境は意外と多い
・コンプレックスと向き合うためにムチャをしたって良い

エスカレーターが地獄

 大学生は、「ぽじはげぶっだ」さん。薄毛と向き合ってきた体験について、ツイッター(@posihage)やブログで発信しています。「自分と同じように悩む若い人たちに、少しでも役立つ話ができれば」と、取材に応じてくれました。

 ――抜け毛が多いと気付いたのはいつごろでしたか

 14歳、中学2年生でした。シャンプーをしていた時、鏡に映った自分のつむじを初めて目にしたんです。地肌が透けるほど薄かった。薄毛が多い家系であったことなどから、「いつか俺もハゲるな」と思ってはいたものの、ショックでした。

 ――生活に影響は出たのでしょうか

 人前に立つ自信が無くなりました。バスケットボール部に入っていたのですが、汗をかくと、髪がぺちゃんこになるのがつらくて。「いじめられるのでは」という思いが強まり、練習に消極的になっていきました。

 エスカレーターに乗るのも苦しかったです。通りすがりの人に、頭をじろじろ見られているような気がして。地獄でしたね。だんだんと内気になり、元は外遊びが大好きだったのに、1人でゲームやアニメを楽しむようになりました。

存在が「アンタッチャブル化」した

 ――薄毛を理由に、学校でいじめられた経験はありますか

 それは無かったです。むしろ、「触れちゃいけない」という周囲の空気を感じました。自分の存在が「アンタッチャブル化」していたのだと思います。

 高校進学後もバスケ部に入ったのですが、1年生の時、練習後に「あいつの頭やばくない?」「それ言うのやめとけよ」と、先輩がひそひそ話しているのを聞いたんです。

 居心地が悪いですよね。他人に気を遣わせるのも申し訳なかったですし。同時に「やっぱり、ハゲって悪く言われるんだ」「これからの人生、ずっとこうなのか」と、絶望的な気持ちになったことも忘れられません。

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最終更新:8/11(土) 8:40
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