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ヤクルト・山田哲、逆転27号!日本初「フォーティー・フォーティー」見えた

8/10(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、ヤクルト11-3DeNA、16回戦、ヤクルト10勝6敗、9日、神宮)ヤクルトは9日、DeNA16回戦(神宮)に11-3で逆転勝利し、連敗を3で止めた。2点を追う三回、山田哲人内野手(26)がバックスクリーンにリーグトップタイの27号3ランを放ち、逆転した。シーズン40本塁打ペースとなり、日本では前人未到の「フォーティー・フォーティー(40本塁打&40盗塁)」が現実味を帯びてきた。チームは95試合目にして今季45勝目を挙げ、球団ワーストの96敗を喫した昨季の勝利数に並んだ。

 右手で押し込んだ打球は低く、鋭く、伸びた。0-2の三回二死一、二塁。カウント2-2から、山田哲がウィーランドの真ん中低め149キロの直球を振り抜く。照明を浴びた白球は、電光掲示板の右下に飛び込む27号3ランとなった。

 「入るとは思わなかった。ポイントが近い分、押し込んだ感覚があった。その分伸びて、ホームランになったと思う。(ウィーランドは)個人的に全然打っていなかったので、やり返したかった」

 4日の阪神戦(京セラ)以来の一発。最近2試合は球審の際どい判定に苦しみ、無安打に終わっていた。小川監督は「そこを追いかけたら打撃が崩れてしまう。見た目には好機に三振でいろいろ話が出てくると思うが、打撃を崩すより良い」と割り切りを求めていたが、首脳陣の思いに応える一打だった。

 台風13号の影響で中止となった前日8日。青木が米大リーグ、アストロズ時代のワールド・シリーズのチャンピオンリングと、ロイヤルズ時代のリーグチャンピオンリングをクラブハウスに持参していた。「みんなが見たいっていうから、持ってきた。触っている人もいたね」と青木。山田哲は青木に頼み、自分の指にはめた。「(指に)つけた。重かった」。勝利を積み重ねた先にある“重み”を、再確認する感触だった。

 八回にも中前打し、2安打3打点。シーズン40本塁打ペースとなり、現在26盗塁で39個ペースの盗塁とともに、日本では前人未到の「フォーティー・フォーティー(40本塁打&40盗塁)」にも現実味が出てきた。

 「(先制点を)取られた後、ウィーランドに対しての逆転3ランは価値ある一発だった」とたたえた指揮官は「12試合連続打点をした後、ちょっと結果が出なかっただけだから。調子の波はある。その場その場で集中してやっていってくれればいい」と目を細めた。

 山田哲に引っ張られるように三回に雄平が6号2ラン、五回には本塁打王を争うバレンティンが山田哲に並ぶ27号2ラン。2日の広島戦以来、今季2度目のクリーンアップそろい踏みで2戦2勝。中軸が打ってこの日は14安打11得点の大勝。連敗を3で止め、昨季の勝利数45勝に95試合目で並んだ。

 球団ワーストの96敗を喫した昨季に並び、“積み重ね”のスタート地点に立った。山田哲は「(八回は)点差がある中でも集中して打席に入れた。野手はみんな打ち勝つ野球をしようと考えている」と力を込めた。

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