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あおり運転、暴行罪適用も 京都府警が摘発強化

8/10(金) 10:58配信

京都新聞

 あおり運転根絶に向け、京都府警が危険な運転行為に対して暴行罪を適用するなど、取り締まりを強化している。3月以降、後ろからハイビームを照射しながら車間距離を詰めたなどとして、暴行容疑でドライバー3人を摘発。交通量の増える盆時期にはヘリコプターでの上空監視も行う方針で、府警は「交通事故を招きかねない行為には厳しく対処する」としている。
 神奈川県の東名高速道路で昨年6月、ワゴン車が後続の車に無理やり追い越し車線に停止させられ、家族4人が死傷する事故が発生した。これを受け、警察庁は今年1月、あおり運転に危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や暴行罪などあらゆる法令を適用して捜査するよう、全国の都道府県警に指示していた。
 京都府警は3~7月、クラクションで威嚇しながら車間距離を詰めたり、並走するミニバイクに強引に幅寄せしたりしたとして、暴行容疑で31~61歳の男性3人を書類送検した。被害車両のドライブレコーダーに危険な運転行為が記録されるなどし、摘発の決め手になった。また、府内の高速道路では7月末現在、道交法違反(車間距離不保持)で565人(前年同期比10%増)に青切符が切られている。
 府警交通指導課は「映像が残されるようになったことで、これまで事件化できなかったケースでも、摘発できる可能性が高くなっている。トラブルに巻き込まれた際は、落ち着いて安全な場所に待避した上で、すぐに通報してほしい」としている。

最終更新:8/10(金) 10:58
京都新聞